タナランブログ

雲をつかむできごと  石川卓磨 + 多田由美子

2017.10.27 Friday | ギャラリー情報

雲をつかむできごと 表面mini.jpg

--------------------------
雲をつかむできごと 
石川卓磨 + 多田由美子

--------------------------

vol.1|仙台

2017.11.14火曜−11.26日曜
11:00-20:00、日曜-18:00 休廊日/月曜

Gallery TURNAROUND
980-0805 仙台市青葉区大手町6-22久光ビル1階
http://turn-around.jp/

【トークイベント】
11.23木曜 13:00-14:30
出演:
成相 肇(東京ステーションギャラリー学芸員/基礎芸術/美術批評)
石川卓磨×多田由美子


*初日19時〜オープニングレセプション
ご自由にご参加いただけます

-------------------------------------

vol.2|東京

2018.1.18木曜−2.3土曜
11:30-18:30 休廊日/火曜・水曜

switch point 
185-0012 東京都国分寺本町4-12-4 1F
http://www.switch-point.com



 このたび、展覧会「雲をつかむできごと 石川卓磨+多田由美子」を以下のとおり開催する運びになりました。
 タイトル「雲をつかむできごと」は、「雲をつかむような話」という具体性のない絵空事のような言葉から転じています。それは「〜ような話」という曖昧模糊とした説話というよりも、「雲をつかむ」というような非現実的な事柄を事実性のある出来事と結びつけることによって、事実/非事実のあわいを示すことになりレンジを広げられるのではないかと考えました。「雲」というテーマは、人文学史上で様々に解釈され多岐に渡る文学作品が成されており、美術史上でも西洋東洋を問わず、多くの作品を生み出す重要な役割を担ってきました。それはキリスト教美術やロマン主義以降の近代絵画の流れを汲み、ある時は天上の乗り物を指し、ある時は透視図法に括ることができない形象として、表象可能性と表象不可能性の間を巡るもの、様々な現象を連続的に繋ぎ超越するものとして解釈されてきました。そのテーマは現代においても新鮮さを失わず、今もなお「雲」は色々な現在性を孕んだキーワードであるとも言えます。それは例えば、昨今の気象の急変にまつわる地球環境に根ざした課題として、象徴的な比喩「雲」を巡る新たな解釈を、あるいは政治経済などの社会的な曇りを匂わす暗雲のようなものとして、「クラウドコンピューティング」と呼ばれる仮想空間の位置づけなど、多様なワードとしての機能を探る事ができます。特に「クラウド」に至ってはもはや私達の日常の隣に位置し、それを意識せずに生活できるほど当たり前になりつつあります。いわばクラウドが多くのものをタイムラグなく繋ぐ時代にあって、宮城在住の多田と東京在住の石川、今回の展示会場となる仙台—東京という物理的な時間や距離がどのように認識され存在感を放つのでしょうか。
 石川卓磨は美術作家として、近年高速連写による写真からなる映像を発表してきました。その作品が写真、あるいは動画であると簡単には断言できない表現が含まれています。高速写真の一枚を抽出してみると古典的な絵画が匂い、しかし写真が連鎖することで明らかに動画以外の何ものでもなくなります。石川は、写真でもあり動画でもあり、もしかしたら絵画でありさえする、この未分化な領域を意識的に示唆する新しい表現領域の可能性を探る作品を制作しています。そしてまた石川は、美術作家としてのみならず美術批評家としても様々なメディアで活動しており、明晰な理論の担い手としても知られるところです。
 多田由美子は画家として、描くこと/書くことの関連性を巡って試行錯誤するという実践を繰り返してきました。近年は絵画という固有の領域を解体し、絵の具と筆の代わりに日用品を使ってキャンバスに見立てたテーブル上を絵画として構築する作品や、レディメイドを絵画に見せかける作品を制作して絵画とともに併置することで、絵画を問う展示を行ってきました。また展示とともに、新たな小説のジャンルとして仮定した長編小説『美術小説』シリーズ、随筆や詩などを発表しています。
 石川、多田ともに絵画を出自として、絵画というメディアの根底を探ることで制作を出発しており、ともに美術作品と文章の仕事を同時に手がけています。写真、映像、絵画、インスタレーション、様々な領域の固有のメディアを雲のようにかすめながら、雲をつかむことを逡巡しつつ、雲間に新たな表現を見つめることになるだろうと思います。                                

多田 由美子



略歴:
石川 卓磨 (いしかわ たくま)
1979年千葉県生まれ、東京都在住。
主な近年の展覧会に、“AIRS企画vol.53石川卓磨「真空を含む」”(国際芸術センター青森・ACAC AVルーム、2016年)、 “石川卓磨×山本良浩展 responsive/responsible” (teco gallery、2016年)、“教えと伝わり|Lessons and Conveyance”(TALION GALLERY、2016年)、“第9回恵比寿映像祭『マルチプルな未来』”(東京都写真美術館、2017年)、“石川卓磨、槙原泰介、ミヤギフトシ「犬死にか否か”(TALION GALLERY、2017年)、などがある。

多田 由美子 (ただ ゆみこ)
1965年生まれ。宮城県在住。
主な展覧会に「プレドニン旅行記2−番外編」(SARP仙台、2017年)、「プレドニン旅行記2」(ギャラリーなつか、2016年)、「東北画は可能か?— 地方之国現代美術展」(T-ART1Gallery寺田倉庫、2015年)、「ことばとかわすことでつくること 小林耕平×多田由美子」(SARP 仙台、2013年)などがある。その他に、林道郎、松浦寿夫責任編集『ART1TRACE PRESS 03』に美術小説掘崔司埔説」掲載など。


雲をつかむできごと 表面.jpg

雲をつかむできごと 裏面.jpg


主催:2人展実行委員会
助成:(公財)仙台市市民文化事業団

工藤夏海 個展&作品集「世の中グラデーション」 制作費サポーター募集、絶賛延長中

2017.10.27 Friday | お知らせ

工藤夏海 個展&作品集「世の中グラデーション」
制作費サポーター募集、絶賛延長中


こんにちは。いつもお世話になっております。
年末年始にタナランで開催される工藤夏海個展「世の中グラデーション。

この展覧会開催にあわせて制作される作品集「世の中グラデーション」の制作費サポーターを夏の終わりから募っておりましたが、一か月延長し、11月末まで引き続き募集いたします。
早々にサポーターになって頂いた皆様、誠にありがとうございます。サポートを糧に、実行委員一同、頑張ってまいります。皆様どうぞよろしくお願いいたします。


head2 webからa タナラン.jpg

工藤夏海 個展&作品集「世の中グラデーション」
制作費サポーター募集!

仙台を拠点に、絵画・イラスト・人形劇・音楽とジャンルを横断し活動する
アーティスト工藤夏海の13年ぶりとなる個展を、
この冬 Gallery TURNAROUNDにて開催します。
また、展覧会に合わせ、これまでの作品をまとめた作品集も発行します。
いずれも、有志による「世の中グラデーション」実行委員会が鋭意準備を進めていますが、
主に作品集の制作費を賄うべく、制作費サポーターを募集いたします。
みなさまのご支援、心よりお待ちしております!

「世の中グラデーション」実行委員会:安部朝美、長内綾子、関本欣哉、高橋創一
 公式サイト:http://survivart.net/gradation/


◯ 個展「世の中グラデーション」
日常と想像の世界を絶えず行き来きする作家の眼差しを通して、現在地をただよう。
近作を中心とした13年ぶりとなる個展。

会 期:2017年12月20日(水)〜2018年1月14日(日)月曜休廊
    *12月31日(日)〜1月5日(金)まで年末年始休廊
会 場:Gallery TURNAROUND
入場料:無料(関連イベント時は別途)
企 画:長内綾子(Survivart)
主 催:「世の中グラデーション」実行委員会
協 力:喫茶ホルン
 

◯作品集「世の中グラデーション」
イラストやドローイングのほか、パペットや手芸品にまで及ぶ約30年間の創作活動の軌跡をまとめた一冊。澁谷浩次(yumbo)による巻頭詩のほか、工藤を知る方々による寄稿と展覧会キュレーターによるエッセイも集録。

仕様:B5サイズ、100頁、カラー、
   限定700部、2017年12月中旬発行
定価:1,800円(税込)
*仕様、定価はいずれも予定です
 

制作費サポーター概要
サポートは金額に応じて全コースあり、お礼として作品集+作家オリジナルグッズを進呈します。

*複数口のお申し込みも可能です
*梅コース以外は作品集にお名前を記載させていただきます(希望者のみ)
*制作費サポーター募集チラシデータは公式サイトよりダウンロード可能です(PDF 1.2MB)
梅コース:1口 2,000円……作品集1冊
竹コース:1口 5,000円……作品集1冊+直筆イラスト入りノート
松コース:1口 10,000円……竹コース+手作りオリジナルブローチ
特コース:1口 30,000円……松コース+超オリジナル布製バッグ
超コース:1口 50,000円……特コース+超玉手箱
 
◇お申し込みの流れ
1.公式サイトにありますフォームよりお手続きください
2.フォーム送信後、以下の専用口座へ、選択コースの合計金額をお振込ください
  【ゆうちょ銀行】
  記号:18110 番号42266821 名義:世の中グラデーション実行委員会
  (他金融機関からのお振込の場合)
  店名:八一八 店番:818 普通預金 口座番号:4226682
 *ご入金後のキャンセルはお受けいたしかねますので、あらかじめご了承ください
3.お振込が確認でき次第、実行委員会よりEメールまたはハガキにて確認とお礼のご連絡をいたします
4.選択コースに応じたお礼品を発送いたします(2017年12月中旬〜下旬予定)
 
◇お申し込み締め切り
2017年11月30日(木)お振込完了分まで

◇お申し込み・お問い合わせ
〒980-0805 宮城県仙台市青葉区大手町6-22, 1F
Gallery TURNAROUND内「世の中グラデーション」実行委員会
TEL/FAX:022-398-6413
Email:gradation(at)survivart.net ※(at)を@に変更して送信してください。

工藤夏海|くどう・なつみ
1970年宮城県南三陸町生まれ、1988年より仙台市在住。ミニコミ誌『TEM』('94-98)の制作のほか、拾った家具や古着に絵を描いて販売したり、壁画を描いてもいい壁を募集し制作するなど、美術と生活と社会のあわいで多様な表現活動を行う。1997年人形劇団ポンコレラ結成。2011年より喫茶ホルン経営。yumboの管楽器担当。みやぎ民話の会叢書第14集『語りたいこんな民話』(再話 小野和子、2015)では、挿絵を担当した。2017年12月には、久しぶりの個展「世の中グラデーション」(Gallery TURNAROUND, 仙台)が予定されているほか、これまでの作品をまとめた図録も発売予定。

 
Facebook:gradation.is.there
Twitter:natsu_gradation
URL:http://survivart.net/gradation
(専用サイトでは作品の一部が御覧頂けます)

the scenery of sea 増川朋花 展

2017.10.26 Thursday | ギャラリー情報

the scenery of sea
増川朋花 展


post_YY [最終入稿]再mini.jpg

the scenery of sea
増川 朋花

2013年から2017年の間に海で描いたスケッチをもとに、感じたイメージを作品とドローイングに表し展示をする。

中国ではじまり、日本で古くから描かれている山水画は、鑑賞者が絵を見た時に、流れるような視点の推移と外へと拡がる空間感が特徴の一つとして挙げられる。
私は制作をする上で、そのように物理的な画面の中にその世界が納まるのではなく、外へと続く(繋がる)ような絵画にしたいと考えている。
それはつまり、ある一瞬を切り取ったということではなく、長い時間軸を表すことになると思うからだ。
一つの風景の中でピンポイントの時点ではなく、自分がその場所で経験した時間の流れ、そしてそこにある「場」が持つ、自然環境や人との関わりによってなされた形の形成と時間の蓄積による存在感を表現できればと考えている。


2017.11.7tue〜11.12sun
11:00-20:00 (last day-17:00)

Gallery TURNAROUND
仙台市青葉区大手町6-22久光ビル1階
地下鉄東西線「大町西公園駅」より徒歩5分


増川 朋花 Tomoka Masukawa

1998  武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業
2000  筑波大学大学院芸術研究科美術専攻日本画分野修了
 
個展
2004  フタバ画廊(銀座)
2004 「カタチとかたち」 殻々工房(那須)(2004.12.3〜2005.5.4)
2006  フタバ画廊(銀座) 
2008  −切りとられた水− フタバ画廊(銀座)
2009 「しろい時間軸のある風景」 トキ・アートスペース (神宮前)

グループ展等
2000  第17回上野の森美術館大賞展 /上野の森美術館 
2000-’02 春季創画展 /日本橋眦膕
2000  TAMA・デ・アート2000 東京多摩ロータリークラブ賞受賞 /パルテノン多摩
2001-’02 神奈川県美術展 /神奈川県民ホール
2003   第14回臥龍桜日本画大賞展 /飛騨位山文化交流館・岐阜県美術館
2005   hope展 アートスペース羅針盤(銀座)
2005   Fractional remembrance SAN−AI GALLERY(日本橋)
2006  「様々なニホン画vol.1」 アートスペース羅針盤
2006  「art in your room vol.5 」GALLERY IDF (名古屋)
2006-’07 「自然の輝きと心の循環」 アートフロンティア ギャラリーd.g (中央区新川)
2008 「Drawing – 径と景 –」 SAN−AI GALLERY (日本橋)
2009 「complete? - ドローイングで綴る空間 - 」 SAN−AI GALLERY (日本橋) 
2013 ふたり展 SAN−AI GALLERY (日本橋)
2013 せんだい21アンデパンダン展 ギャラリー越後 (仙台)
2014 「和紙に描く」 トキ・アートスペース (神宮前)




ポストカード宛名out.jpg

post_YY [最終入稿]再.jpg

<美術ハンティング- > 近代建築 視てア・ル・キ

2017.10.26 Thursday | お知らせ

プレジャーマーケットで、美術家と歩く
『美術ハンティング』

<美術ハンティング- >近代建築 視てア・ル・キ

〜駅周辺の建築物をめぐり、宮城県美術館まで行きます〜

ガイド:大嶋貴明(宮城県美術館職員、美術家)
コーディネート:関本欣哉(Gallery TURNAROUND代表)

・日時:2017年10月29日(日)10時集合
・集合場所:地下鉄東西線 国際センター駅2階 青葉の風テラス
・参加費:500円 
 当日コーディネーターに支払いください(釣銭ご協力お願いします)

・予約方法
メール:info@turn-around.jp
又はフェイスブックイベントページから参加を。

*****

以下、都市デザインワークスさん10/23付Facebookより

【10/29(日)プレジャーマーケット】
日曜日は、川内追廻地区と、国際センター駅2階のテラスで、月イチのプレジャーマーケットがあります。

◎パカラッチョさん
午後1時半から、乗馬体験が出来ます。
大人も子どももOK。予約しなくてOK。
追廻を出発し、広瀬川沿いをお馬さんにまたがってお散歩します。
◎wakuwaku文庫さん
今月はハロウィンにちなんだWSを計画中とのことです。
ちなみに9月は、飛ばせるオモチャをみんなで作って遊びましたよ。
◎spica to kocciさん
あの美味しいベーグルとパンとお菓子が今月も登場!
あれもこれも食べたくて迷ってしまいますね。
◎美術ハンティング

-ARAI TAKAHIRO 7th Exhibition Tour- RUST RAIL, LUST LAND

2017.10.25 Wednesday | ギャラリー情報

展覧会ご案内|

21330851_943887772416895_2099994308_o mini.png

-ARAI TAKAHIRO 7th Exhibition Tour-
RUST RAIL, LUST LAND



会期 2017.10.31tue-11.5sun
   11:00-20:00(最終日-18:00)
会場 Gallery TURNAROUND
   宮城県仙台市青葉区大手町6-22久光ビル1階 

【event】11.4sat 17:30start ticket¥1500
img147mini.jpg

   
荒井貴裕 ARAI TAKAHIRO
1988年生まれ、東北生活文化大学卒業
http://blog.livedoor.jp/araitakahiro9303/



***

仙台終了後、東京、名古屋へ巡回するそうです。

[東京] Garage EDEN
11/20(月)-11/26(日)
東京都渋谷区恵比寿2-32-23エビアン広尾 B1-102 
月・水・金→来店要予約
火・木・土日祝→13:00-20:00 
http://garage-eden.ocnk.net/home

[名古屋] the SESSIONS
11/29(水)-12/6(水)
愛知県名古屋市中区大須3-36-48 
11:00-20:00
http://the-sessions.com/ 

21330851_943887772416895_2099994308_o.png

21361996_943888509083488_971875888_o.png