タナランブログ

「TURNAROUND小品展」

2018.02.18 Sunday | ギャラリー情報

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TURNAROUND小品展
2010年よりスタートしたターンアラウンドの初めての小作品展です。
63名の招待作家とともに、二期に渡って開催いたします。


  • 会期

  • □第1期 | 2018年2月27日(火)〜3月4日(日)
    □第2期 | 2018年3月27日(火)〜4月1日(日)
     11:00〜20:00、最終日〜17:00迄 


  • レセプション

  • Reception Party -
    3月3日(土)18:00-20:00
    **
    Reception Party -
    3月31日(土)18:00-20:00

    レセプションパーティーはどなたでもご参加いただけます


  • 会場

  • Gallery TURNAROUND
    仙台市青葉区大手町6-22久光ビル1階
    tel.022-398-6413
    地下鉄東西線「大町西公園駅」より徒歩5分


  • 一期/出展作家名

  • 浅倉 伸
    aya
    荒井 貴裕
    荒木 悟
    伊藤 トオル
    越後 しの
    岡沢 幸
    翁 ひろみ
    菅野 泰史
    木村 良
    京増 見和子
    熊谷 琴音
    形而工作室
    後藤 和紀
    齋藤 知佳
    佐藤 由佳
    城田 清弘
    清水 直土
    菅原 睦子
    鈴木 健太
    鈴木 泰裕
    盒 健太郎
    たたた工作室
    多田 由美子
    花立 ゆかり
    中島 ノブヤ
    畠山 卓也
    細川 幸子
    本田 仁平
    増子 静
    椋尾 倫己
    大和 知子


  • 二期/出展作家名

  • 青野 文昭
    今村 仁
    宇田 義久
    大嶋 貴明
    小山 維子
    勝又 豊子
    菊池 聡太朗
    工藤 夏海
    小林 知世
    櫻胃 園子
    佐々木 健
    佐々 瞬
    佐藤 ジュンコ
    佐貫 巧
    渋谷 奈々
    関本 欣哉
    瀬尾 夏美
    高山 登
    立島 夕子
    タノタイガ
    中里 広太
    Hani Dallah Ali
    はまちひろ
    樋口 佳絵
    樋口 徹
    樋口 裕二
    ふくだみさと
    村上 裕之
    八木 史記
    吉田 愛美
    ラベンダーゲロ


    皆様のご来場、心よりお待ちしております。
    Gallery TURNAROUND

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    仙台藝術舎/creek展 vol.2 「私と、ユーレイ」

    2018.02.17 Saturday | ギャラリー情報

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    仙台藝術舎/creek展 vol.2
    「私と、ユーレイ」


     仙台藝術舎/creekの第二期では、「ゴースト・幽霊」を共通課題として制作に取り組んできました。本展は、その成果を発表するものです。
     現代のアートは、新奇性を優先するあまり、オリジナリティや自己表現という言葉に傾きがちです。しかし、そうした言葉に依拠して、かたちにあらわされた作品としての「わたし」は、現在の情報システムにオートマチックに与えられるネット空間のID(Identificationの略)と、どこか違いがあるでしょうか。すでに「わたし」も「アート」も、自然や起源とはかけ離れた人工的な社会システムの虜なのかもしれないのです。
     7年前の東日本大震災は、その高度なはずの社会システムの脆さを明らかにしました。そして量産された「わたし」らしきものだらけの社会に、被災というかたちで突然に線引きをして「他者」を生んだのです。そのことは、「わたし」という存在の不確かさや、そんな「わたし」が構成する共同体の虚構性を意識させました。しかし7年という時間の経過は、不安としてあらわれた気づきを忘れさせ、わたしたちは、再びシステムへの依存を高めることで安定を得ようとしています。
     「わたし」と「他者」のあいだに、曖昧な存在として立ちあらわれる「幽霊」。その不確かな次元を注視することで、「わたし」をシステムの外へと、再び揺り動かそうと試みます。

    仙台藝術舎/creek



    【展覧会参加者】
    尾崎森平 黒崎モモ さくまいずみ 
    櫻胃園子 佐立るり子 関野頼利 千葉宏美
    千葉里佳 樋口健介 森エリナ 


    ●会期
     2018.3.20(火曜)-25(日曜)
     11:00-20:00
     (初日は講評会の為展示は18:30迄、最終日は17:00迄)
     
    ●レセプションパーティー
     3.24[SAT] 18:00-20:00

    ●会場
     Gallery TURNAROUND
     仙台市青葉区大手町6-22久光ビル1階
     地下鉄東西線「大町西公園駅」より徒歩5分


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    主催|仙台藝術舎/creek
    平成29年度まちづくり活動助成事業


    仙台藝術舎/creekは、
    次世代のアーティストや
    アートに携わる人を育てる学校です。


    「creek」には「川、流れ、支流」という意味があります。
    「いくつもの支流が合わさり本流を形成する」ように、「仙台・宮城から生まれる新たな表現・表現者が支流を作り、それらがやがて本流と成り得る」という思いを込めています。
    現在の社会の中で藝術の教育環境を共創するという試みは、実験的であり挑戦的だと考えます。しかし同時に、必ずやこの支流が大きな流れとなって仙台にたゆたうであろうことを確信しています。


    ●第3期、2018年6月開講予定
    hp : http://sg-creek.jp/
    Facebook : https://www.facebook.com/sendai.creek/
    連絡先▷mail:info*turn-around.jp(*を@に) tel:022-398-6413

    「広田半島の宝石箱」 (電脳的絵取りと美のスペクトル分析)

    2018.02.11 Sunday | ギャラリー情報

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    「広田半島の宝石箱」
    (電脳的絵取りと美のスペクトル分析)


     岩手県・広田半島の小祝浜で撮影した「石」の写真展です。
     水際の石たちは波で磨かれ太陽を浴びて“宝石”のように輝きます。それらをデジカメラに収め、PCに取り込み調整すると宝石は一段と輝きを増し、さらに輝く面に人間や動物のシミュラクラ(類像)やパレイドリア(変像)を発見することも稀ではないのです。それらの虚像を容易に発見できる人もいる一方、全く探し出せない人もいて、これは脳機能の根本的な違いによるものかもしれません。
     大自然の造形である輝く宝石たちから、悠久の時間の中に漂う自分を感じると同時に、大自然が創造し変化して止むことのない“美のスペクトル”の無限の広がりを実感することが出来る。作者はこれを“電脳的絵取り”と称し、中毒に陥っている。
     東日本大震災以前には発見には至らなかったという「宝石」たち。大災害の大きなストレスによって美に対する感受性の閾値が変化したのではと考えます。現在においても多くの人たちは足元の美しい自然に未だに気付いていません。そのような危惧もあり「三陸復興国立公園」の“復興”の字を見ると、この宝石たちも浜の工事などで永久に失われてしまうような気がして不安になります。大津波に耐え、観光開発から見放され残存している、消え失せつつあるこの美しい小さな大自然を永遠の記憶に留めたいと、と切に願うのです。



    ■会期
     2018年3月6日(火)〜18日(日)
     11:00~20:00、日曜~18:00、最終日~16:00迄 
     休廊日|3月12日(月)

    ■会場
     Gallery TURNAROUND
     仙台市青葉区大手町6-22久光ビル1階
     022-398-6413
     地下鉄東西線「大町西公園駅」より徒歩5分

    ■略歴
    近江 三喜男 おおみ・みきお
    1948年、岩手県生まれ。
    1973年、東北大学医学部卒業。
    東北大学胸部外科(現、心臓血管外科)、南カリフォルニア大学(米国)、山口大学第一外科などで心臓血管外科を専門に仕事に従事。
    2004年、国立仙台病院(現、仙台医療センター)心臓血管外科医長、東北大学医学部臨床教授を経て、2006年4月から陸前高田市国民健康保険広田診療所所長、2017年1月から国民健康保険田野畑村診療所所長。現在に至る。
    [著書]
    『広田の神様・仏様 ぐるっと参り』(2015年2月)
    『広田半島の宝石箱 2015』(2015年10月)
    『ジンジョウ海岸への誘い』(2016年3月)
    『浜の類像・変像図鑑』(2016年11月)(文芸社)
    『トリイの浜』(2018年1月)
    [写真展]
    「広田半島の宝石箱」(2017年3月7日〜4月9日、ドイツ、デュッセルドルフEKO-Haus日本文化センターにて)


    ■関連 Facebook「三陸万玉」
    @SanrikuMangyoku

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    「後藤徹光 ボールペン画展」

    2018.02.06 Tuesday | ギャラリー情報

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    「後藤徹光 ボールペン画展」
    私は日々、この現代社会がどのように成り立っているのかを、足りない頭で考えながら過ごしてきました。
    そうした生活の中で、一見無関係のように思える自身の体調や、様々な人たちとの関わり合いが、巨大で複雑なこの社会の縮図だと思い至ったのです。

    個人的で身近な実感こそが、実は個人では捉えきれない普遍的事象を理解させてくれる一旦になるのではないかと、心動かされました。

    私たちの基礎となる人体は、複雑な現代社会と同じように緻密に成り立っています。この相対的な視点を捉える手段として、私はボールペンを選びました。
    文字を伝達し文化を発展させてきた筆記具の中でも、とりわけボールペンは1940年代以降に浸透した現代社会における日常的道具です。
    ひとつをかたちづくるのに時間を要してしまう線と線の表現は、不器用に絡み合いながら歩み続ける社会の過程と重なっているのではないでしょうか。

    後藤徹光

    作品:「無題10」ボールペン/1030×728

    *****

    後藤 徹光 GOTO AKIMITSU
    1988 山形県山寺生まれ
    2011 山形大学地域教育文化学部造形芸術コース卒業
    現在神奈川県在住
    2018 ACTアート大賞展 優秀賞受賞



    会期|2018年2月13日(火)-18日(日)
       11:00-20:00、日曜-18:00 入場無料
    会場|GalleryTURNAROUND
       仙台市青葉区大手町6-22久光ビル1階
       地下鉄東西線「大町西公園駅」〜徒歩5分


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    椋尾倫己 個展「たわいのない景色」

    2018.01.25 Thursday | ギャラリー情報

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    椋尾倫己 個展「たわいのない景色」

    記憶の中にある風景の一瞬の印象、
    空想をそのまま剥きだしにしたようなイメージなど
    油絵とドローイングそして水彩画で展示します。


    会期:
    2018年1月30日(火曜)-2月4日(日曜)
    11:00-20:00、日曜-18:00迄

    会場:
    Gallery TURNAROUND
    仙台市青葉区大手町6-22久光ビル1階
    地下鉄東西線「大町西公園駅」より徒歩5分


    ■プロフィール
    椋尾 倫己 ムクオ トモミ
    武蔵野美術大学造形学部油絵科中退
    広告制作会社勤務の傍ら、手描きのイラストを使用した素朴な味わいのパラパラマンガやアニメーションを作成。
    2004年10月 Gallery Edit企画展参加



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    青野文昭展−続「水源をめぐるある集落の物語:東京−吉祥寺・井の頭AD2017~BC15000」−資料編−

    2018.01.11 Thursday | ギャラリー情報

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    青野文昭展−続「水源をめぐるある集落の物語:東京−吉祥寺・井の頭AD2017~BC15000」−資料編−

     本展は、東京・武蔵野市をフィールドとし、昨年、ほぼ1年間の時間をかけ制作された作品群―「水源をめぐるある集落の物語:東京−吉祥寺・井の頭AD2017~BC15000」(「コンサベーション_ピース ここからむこうへ partA 青野文昭展」2017年9月9日ー10月15日《武蔵野市立吉祥寺美術館》において展示発表)を、あらためて振り返りながらさらに掘り下げようとするものです。
     作品形成の過程で作成された多くのエスキースやドローイングや模型、および様々な周辺資料などを含む、過去と現在、東京と仙台、戦争と自分との連関を探った新たな展示となります。


    見失われた影を追い求めて | 市原研太郎

     東日本大震災後の青野文昭の作品は、犠牲者への鎮魂の念、哀悼の意の表れだろうか?
     
     生者にとって〈死〉は、内在的に知覚不可能なものであり、つねに問いとしてあるのかもしれない。私は〈死〉に追い付かれることがあっても追い付くことはできない。私は〈死〉から問いかけられているのを知っていて、その答えを出すことを求められているのに、それを見出だせないでいる。問いの声音が高い壁の向こうにあり、聞き分けることができず隔靴掻痒の感がつきまとうのだ。この場合、壁とは生と死を隔てる底なしの深淵である。しかも、その問いが具体的に何であるか分からないことが致命的になる。

     したがって、生者は日常生活でその問いに耳を傾けないことを無意識の至上命令に生きる。しかし、その日常を一気に引き裂く事件や惨事が起きると、人間は〈死〉の徴を目の当たりにし向き合わざるを得なくなるのだ。青野にとって、それが2011年3月11日の大震災であった。

     それ以前から、青野は「なおす」(修復や復元)をテーマに制作してきた。しかし、彼は収拾物でもって何をなおそうとしてきたのだろうか?

     震災後は、災害で大量に放出された廃棄物や漂流物を素材に、破損したそれらの元の姿を取り戻そうとするかのように制作に勤しんできた。しかし、由来も出所も異なる複数の断片から原型を復元することは並大抵のことではないどころか、青野本人も修復して元通りにすることを諦めているかのように、作品が形を成していった。復元への求心力と、そこからの遠心力が同時に進行しているのだろうか。そのアンビヴァレントな意図は、果たしてどこにあるのか? 

     そのなかに取り返しがたく欠落している部分がある。それが、〈死〉つまり決定的に失われた生であることを見て取ることは難しくない。この欠落があるために、作品を観賞しているともどかしい気持ちが募ってくる。作品の核心に迫れない高い隔壁に阻まれ、所々に亀裂があってそこからわずかに光が漏れているのだが、断片的な情報ばかりで明確な像を結ぶことがない。焦燥感は、そのぼんやりとした像から問いかけられているのに答えられないことにより生まれる。しかし、その問いは、この像を貫いて強烈なリアリティを放つのである。だからこそ、それから目をそらしてはならないのだ。

     その問いの発信元が〈死〉だということは理解できる。にもかかわらず、問いの内容が分からないので答えようがない。これは、問いと答えのダブルバインドではないか。我々は、死者から負債を無理やり背負わされてしまったのかもしれない。 

     だが、その相手が死者ではなく、不在の人間だったらどうだろう?
     2017年9~10月に吉祥寺美術館で開催された個展で、青野は、大惨事以降初めて震災関連の作品から離れて、素材を吉祥寺周辺で調達し制作に挑んだ。それらの収拾物の持ち主が不在の人間とはいえ、すでに亡くなっている可能性がある。その蓋然性だけでも、彼らが使っていた日用品や家具や本の欠片をつぶさに見る人間にとっては重石が軽くなる。しかし、生死にかかわりなく観賞者に迫ってくるのは、やはり不在の人間がどんな問いを発しているかである。それがはっきりすれば答えることもできるのだが……。

     というより、問いの内容が語ってくれるはずの人間のアイデンティティが不明なままなのだ。彼らの曖昧なシルエットが、収拾物の家具や自転車の間から浮かび上がってくる。その姿は図式的な人間のパターンのように見えるが、決して人間を抽象化した結果ではない。現代の都市社会においては、そこに住まう人間の輪郭が文字通りぼやけてしまっているのだ。それに反比例して、彼らの使用した事物のほうがくっきりと見えるというアイロニーが、問いを見極めようとする観賞者を朝笑う。それでもアーティストに誘われながら、観賞者はシルエットの正体に近づく。その手掛かりを提供するインスタレーションの周囲を何度も巡り、その内部にまで分け入るのである。

     この道行きは、その先で事物の持ち主に遭遇できず、影を察知するだけだとしても無駄ではない。なぜなら、観賞者がアーティストに手を引かれて見失われた人間を探しに出ること自体、実は自分を見つけ出すことに等しいからだ。とはいえ、よくある自分探しの暢気な感傷旅行ではない。自分と同じ地平に生きた、あるいは生きている、彼らの記憶の染み込んだ事物とともに存在する他者が、観賞者との出会いによってアイデンティティ(それは、私は何者かであって何者になるべきかではない)を確認する日を待ちわびているからである。その反射光で、ようやく観賞者自身のアイデンティティが明らかになるとすれば、この探索は余計に重要である。

     自動車や自転車や家具や衣類や玩具などから醸される日常の雰囲気から、未だぼんやりしたシルエットの人間を、〈死〉=生の不在から救い出す旅はまだ長いと、青野のこの作品は物語っているようである。


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    〇会期:2018年1月18日(木曜)-1月28日(日曜)月曜定休
    11:00-20:00、日曜-18:00

    〇会場:Gallery TURNAROUND
    仙台市青葉区大手町6-22久光ビル1階
     地下鉄東西線「大町西公園」駅より徒歩5分

    〇トークイベント:2018年1月20日(土曜)
     ▶第一部|13:00-14:30 
     「水源をめぐるある集落の物語:東京−吉祥寺・井の頭017~BC15000」
      解説・考察
      出演:青野文昭
     ▶第二部|14:40-16:30 
     「2016-17、この一年を振り返って 〜対談」
      出演:青野文昭、関本欣哉(TURNAROUND)
     
     トーク入場料は通して500円です。予約優先。
     ご予約は会場までmailまで
     info*turn-around.jp(*を@に)


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    −続「水源をめぐるある集落の物語:東京−吉祥寺・井の頭AD2017~BC15000」−資料編− 2017.1 Gallery TURNAROUND

    青野文昭 Aono Fumiaki

    1968 宮城県仙台市生まれ  
    2013 ヴァーモントスタジオセンターフェローシップ・滞在制作
      (Vermont Studio Center Fellowships for Artists and Writers アメリカ・VSC)
    2015 タカシマヤ美術賞受賞
    - 近年の主な展覧会 -
    2000 『アートみやぎ』 宮城県美術館(宮城)
    2001 『VOCA展・現代美術の展望−新しい平面の作家たち』上野の森美術館
    2007 『N.E.blood21 Vol.28 青野文昭』 リアスアーク美術館(宮城)
    2008 『いのちの法則・生をひもとくための三つの書』 足利市立美術館(栃木)
    2013 『あいちトリエンナーレ2013―揺れる大地―』 (愛知県名古屋市ほか)
    2014 個展・ アラリオギャラリー (韓国・ソウル)、
       BY DESTINYアラリオ美術館Dongmun Motel2階フロアーにて個展 (韓国・済州島)
    2015 個展 『パランプセスト―記憶の重ね書き』 gallery αM (東京)
       『コレクション展2 歴史、再生、そして未来』 金沢21世紀美術館
    2016 『いま、被災地から ―岩手・宮城・福島と震災復興−』展 東京藝術大学美術館(東京)
       『Royal Academy of Arts’ Summer Exhibition.2016・招待出展』 (ロンドン)
    2017 『コンサベーション_ピース ここからむこうへ partA 青野文昭展』
        武蔵野市立吉祥寺美術館(東京)
        『コンニチハ技術トシテノ美術』 せんだいメディアテーク(宮城)
    2011~2013、2015~2016、個展/Gallery TURNAROUND

    パブリックコレクション|宮城県美術館、愛知県美術館、金沢21世紀美術館など
    青野文昭ウェブサイト|http://www1.odn.ne.jp/aono-fumiaki/




    企画|ターンアラウンド
    協力|コトバ事務所

    【ギャラリー予約受付中】2018年の空き状況と、スペース料金、営業時間一部変更のご案内

    2018.01.11 Thursday | ギャラリー情報

    あけましておめでとうございます。
    本年も宜しくお願い致します。

    ターンアラウンドでは、表現活動の場としてギャラリースペースを
    貸し出しております。展覧会等ご検討中の方、宜しくお願い致します。
    *ご希望の方にはメール・FAXで利用規約や見取り図をお送りします。
     その際企画内容や作品等をお知らせください。

    【2018年空き状況(1/11現在)】
    ・2/6(火)-11(日)
    ・2/20(火)-25(日)
    ・2/27(火)-3/4(日)
    ・3/13(火)-18(日)
    ・3/27(火)-4/1(日)

    ・8/7(火)-12(日)
    ・10/9以降多数空きアリ

    2月、3月週は会期が迫っておりますので割引させて頂きます
    (一日単位でも貸出可能)詳細お問合せください。


    また、本年4月以降のギャラリー利用料金と営業時間に変更がありますので
    ご案内させていただきます。

    【4月3日以降ギャラリー利用料金】
     ・1週/70,000円(税込)
      (現在は1週/59,400円です)
     ・2週/120,000円(税込) *月曜休
     ・新たに学割を設けます・・・学割上記価格より15%off
     (販売マージンは現状通り10%)
     (カード払い対応) 

    【営業時間】
     11:00-19:30、日曜最終日-17:00まで(18:00完全撤収)
      (現在は平日20:00まで、日曜18:00まで)

    先に年内ご予約いただいている作家様と、
    1月中にご予約の方には現状価格で承ります。(2018年分まで)

    新年早々誠に恐れ入りますが、宜しくお願い致します。


    ターンアラウンド
    代表 関本欣哉

    工藤夏海 個展 『世の中グラデーション』

    2017.12.23 Saturday | ギャラリー情報

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    工藤夏海 個展『世の中グラデーション
    Natsumi Kudo Solo Exhibition "gradation is there"



    日常と想像の世界を絶えず行き来する
    作家の眼差しを通して、現在地をただよう。


    工藤夏海は大学で美術を学んだ後、友人らとミニコミ紙を立ち上げその編集に携わったことをきっかけに、自身の創作世界に閉じこもることなく、つねに社会との接点を持ち続けながら、現在に至るまで日常的に表現活動を行ってきました。それはまるで、他者との関わり方を探るような行為であったともいえるかもしれません。
    本展は、工藤が近年積極的に取り組んでいるドローイング作品を中心としつつも、多様な表現媒体を自在に扱う作家の活動を一堂に集め紹介するものです。会期中に開催する各種関連イベントと合わせ、『世の中グラデーション』というタイトルに潜む眼差しの先にはどんな景色があるのか、多くの方にご覧いただけましたら幸いです。
    なお、展覧会開催を機に、約二十五年間に及ぶ作家活動の軌跡をまとめた作品集も発行しますので、ぜひご期待ください。


    ●会期:
     2017.12.20 (wed) - 2018.1.14 (sun)
     11:00-20:00(日曜のみ18:00迄) 入場無料
     *月曜休廊|12月31日(日)〜1月5日(金)まで年末年始休廊

    ●会場:
     Gallery TURNAROUND
     宮城県仙台市青葉区大手町6-22 久光ビル1階
     地下鉄東西線「大町西公園駅」より徒歩5分
     022-398-6413

    関連イベント
    オープニング・レセプション
     日 時:2017年12月20日[水]18:30-20:00
     参加費:無料、予約不要

    トーク「グラデーションのあいだ」満員御礼
     話し手:工藤夏海×志賀理江子×長内綾子
     日 時:2017年12月24日[日]10:30-12:00
     参加費:500円、定員30名、要予約
     *工藤夏海の世界を愛する写真家・志賀理江子とともに、新作を
      中心とした展示作品と表現に迫ります。

    人形劇団ポンコレラ一人公演
     日 時:会期中の木曜日、15:00-15:20
     参加費:無料、予約不要
     演 目:『ホーリーとムシュク』『テーブル劇場』など
     *小さなお子さんから大人までどなたでも楽しめます。

    人形劇団ポンコレラ新春公演
      『開けてびっくりポンコ箱!』

     日 時:2018年1月6日[土]18:00-19:30(開場17:30)
     会 場:全部・穴・会館<ホール> 仙台市青葉区大手町3-2
         *小径の奥にある古い一軒家で大変わかりづらい場所にございます。
          お越しの際には、必ずウェブサイトよりアクセスマップのページ
          をご確認ください。
     参加費:1000円(小学生以下無料)、定員35名、要予約
         *終演後、新年会を同会場で行います。参加を希望
          される方はご予約時に「イベント番号+新年会参加希望」
          と明記し、当日+1000円を受付にてお支払いください。
          飲食持込大歓迎!

    ↓ね縮麒法:メールのタイトルを「イベント予約」とし、本文に、
           イベント番号(い録掲会参加有無も)・氏名・ふりがな・
           電話番号・参加人数を
           明記の上、以下のアドレスまで送信してください。
           Email:gradation@survivart.net
           ※前日までにお申し込みください


    [グッズ販売]
    ポストカードやブローチ、バッグなどのオリジナルグッズを販売いたします。

    [作品集『世の中グラデーション』 同時発売!]
    イラストやドローイングからパペットや手芸品にまで及ぶ約25年間の創作活動の軌跡をまとめた一冊。パートナーの澁谷浩次(yumbo)による詩のほか、工藤を知る方々による寄稿と展覧会キュレーターによるエッセイを集録。会場やネット通販のほか、リトルプレスを扱う店舗での販売も予定しています。
    仕様:B5版, 152頁, カラー, 限定700部
    発行: 2017年12月 定価:2,200円(税別)

    [個展&作品集制作サポーター11/末迄大募集!]
    金額に応じて全5コースあり。御礼として作品集+作家オリジナルグッズを進呈します。詳細はサポーター募集チラシ(喫茶ホルン・TURNAROUND等に設置)またはウェブサイトをご覧ください。http://survivart.net/gradation/
    →11月末日を持ちまして終了いたしました。
    多くのみなさまのご支援に、心より感謝いたします。


    [展示アーティスト]工藤夏海|くどう・なつみ
    1970年宮城県南三陸町志津川生まれ。1988年より仙台市在住。ミニコミ誌『TEM』('94-98)の制作のほか、拾った家具や古着に絵を描いて販売したり、壁画を描いてもいい壁を募集し制作するなど、美術と生活と社会のあわいで多様な表現活動を行う。1997年人形劇団ポンコレラ結成。2011年より喫茶ホルン経営。yumboの管楽器担当。みやぎ民話の会叢書第14集『語りたいこんな民話』(再話 小野和子、2015)では、挿絵を担当した。

    [トークゲスト]志賀理江子|しが・りえこ
    1980年愛知県生まれ。ロンドン芸術大学チェルシーカレッジ卒業。2008年より宮城県に拠点を移し制作活動を行っている。主な個展に、「螺旋海岸」(せんだいメディアテーク、2012)、「志賀理江子 ブラインドデート」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、2017)がある。

    [企画者]長内綾子|おさない・あやこ
    1976年北海道生まれ。2004年、アーティストの岩井優らとSurvivart(サバイバート)を立ち上げ、展覧会やイベントを企画。以降、現代アートの現場に限らず、問いを立て応答を引き出す場の設計、およびキュレーションを行っている。2011年11月より東京から仙台へ拠点を移し、自宅の一軒家を『全部・穴・会館<ホール>』と命名。上映会やトークイベントなどを不定期で開催している。

    [イベント]人形劇団ポンコレラ
    1997年、仙台の劇団、三角フラスコの生田恵と工藤で結成。初期は生田が台本を、工藤が人形を担当し二人で繰演した。初演作品は『へったれへータロウ』。現在は台本、人形ともに工藤が担当し、6人の団員と活動している。代表作に『ユックリさんとスバヤクさん』『みち子とベス』などがある。子供向けというわけでもなく、ただひたすらな人形劇。http://twitter.com/ponkorera/

    [主催]「世の中グラデーション」実行委員会
    安部朝美、長内綾子、関本欣哉、高橋創一の4名が2016年の晩夏に集い組織。それぞれの得意分野と技術を生かしながら、工藤とともに個展および作品集の準備を行っている。


    主催:「世の中グラデーション」実行委員会
    企画:長内綾子
    協力:喫茶ホルン
    web:http://survivart.net/gradation/
    twitter: natsu_gradation
    facebook: gradation.is.there


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    ▶YouTube
    ◎2017年8月13日(日)@ book cafe 火星の庭
    「かえるさんとシブヤくんと小森さん」トーク&ライブにて
    細馬宏通さん(かえるさん)が即興でサポートソングを歌ってくれました!
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    育てるだけでいいと言われたのに 枯らす
    捺印を押せばいいと言われたのに この書類をうまく埋められない
    藁人形に顔はないが 寝ているうちに眉間に皺がよる
    私の思い出を詰めた押入れは あなたの家にありますか
    そこのホヤ お前は私の記憶をどこまで吐き出すのか
    お前を剥けば あとは食べるだけ
    そして お前の記憶も食べられる
    ああ 藁人形で出来た馬も 風船を擦る音でサブイボが出る
    ああ そんな馬にムチを打っても 心がこもってはいない
    世の中グラデーション
     ・
     ・
     ・
    https://youtu.be/iks5q-x-VJQ


    ありがとうございます!


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    本を、つくってみた -アーティストブックの制作と展示-

    2017.12.08 Friday | ギャラリー情報

    【最終日トークイベントのご案内】
    ―アーティストブックのためのブックをつくる―

    「本の展覧会のカタログとはどのようなものがあり得るか」という問いについて、
    本展のカタログ『本を、考えてみた』をつくったデザイナーと製本家のふたりが、
    実際の制作プロセスの解説やその他の仕事の事例を交えてお話します。

    出演:
    小池 俊起(グラフィックデザイナー)、菊地 充洋(analog)
    司会:
    瀬尾 夏美

    日時:2017.12.17(日)14:30〜16:00
    場所:Gallery TURNAROUND
    入場料:500円
    予約優先です。ご予約は下記アドレスまで。
    info*turn-around.jp(*を@に)

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    本を、つくってみた −アーティストブックの制作と展示−
    ARTISTS’ BOOK EXHIBITION SENDAI⇄TOKYO

    Chapter 5|Gallery TURNAROUND


    本展は、仙台・東京で活動する作家総勢22名が参加し、11月初旬から来年1月まで、仙台と東京の6ヶ所の会場で異なる編成で行われるリレー形式のグループ展です。参加する作家は普段、それぞれ様々な表現方法で作品を制作していますが、今回は各々が考える”アーティストブック”を制作、発表します。図録や作品集とも違う、作家が考える“本”とはどのようなものになるのか。仙台会場では初日夜に美術家・丸山常生によるパフォーマンスや、建築批評家・五十嵐太郎氏、美術家・OJUN氏によるディスカッションも行います。

     
    ステートメント|「本を、つくってみた」

    2014年、仙台のギャラリーターンアラウンドで私たちは『きたかぜとたいよう』というグループ展を開いた。今展の作家でもある今村仁氏がギャラリストの関本欣哉氏に打診し私たちに呼びかけ開いた展覧会だった。会期中、作家で次の展示について話していた時にふとアーティストブックの構想を得た。このギャラリーはカフェと併設されていて、片側の壁は書棚になっていてたくさんの本が並んでいた。その大半は美術書と文学書で、人の蔵書であったり、関本氏のものだそうだ。カフェの席で何んとなしに本の背を見ながら話していたからかもしれない。しかし、「アーティストブック」という言葉を聞いたことはあっても私たちの中で誰もそれを作った者がいなかった。作品集とはどうも違うようだ…絵本はどうなのか?ドローイングファイルは…?そもそもそれは「作品」なのか?そうでないのか?では、それをやってみようということになった。この時のグループ展は6人だった。本に興味があるといっても、読書することと本そのもの造りや形に関心がある者とでは興味の向かうところが違う。それからめいめいが人を誘い、また伝え聞いて集まった参加者はいつの間にか22人になった。学生、画家、版画家、彫刻家、写真家、パフォーマー、プリンター、製本家など様々な美術家と職種の者が参加するのだがおそらく、本の捉え方や考え方も様々だろう。本にしたってその来歴は、書(描)かれたもの、刷られたもの、訳されたもの、造られたもの、写されたもの、焼かれたもの、等々様々だ。それに臨む私たちの共通点は、「本」になにがしか興味を覚える、だから「本」をつくる、の2点だ。
    今展は、東京、仙台のギャラリー等各所で順次リレー式に開かれる。スタートは美術書の専門書店ナディッフだ。また今展に用意したカタログにも「本」への私たちの問と試みが各頁に挟み込まれている。併せて楽しんでいただけたら幸いである。展覧会のタイトルは、今展の初日を迎えるその日までの私たちの「本」を巡る顛末と始末を想定して付けた。
     
    O JUN



    Chapter 5|Gallery TURNAROUND会場

    ■ 参加作家 10名|
    板津 悟、今村 仁、O JUN、大久保あり、大嶋貴明、
    大槻英世、木村俊幸、櫻胃園子、中野浩二、水戸部七絵
    *初日パフォーマンス:丸山常生

    ■ 会期|
    2017年11月28日(火)— 12月17日(日)
    OPEN 11:00−20:00(日曜 −18:00/最終日 −17:00)月曜休廊

    ■ イベント情報|
    2017年11月28日(火)
     丸山常生パフォーマンス:「トランジション」シリーズより
     時間:18:45-19:15
     出演:丸山常生(美術家・パフォーマンスアーティスト)

     仙台藝術舎/creek 五十嵐太郎 公開講座
     「紙でしかできない、本づくりを設計する〜『s-meme』の試みを中心に」

     満員御礼・締め切りました
     時間:19:30-21:00
     出演:五十嵐太郎(建築批評家、東北大学大学院教授)、O JUN(美術家)
     入場料:500円
     予約制:定員になりました。ありがとうございます。

    *イベント前、18:00−18:45 オープニングレセプション開催


    ■ 所在地|
    Gallery TURNAROUND
    〒980-0805 宮城県仙台市青葉区大手町6-22 久光ビル1階
    tel: 022-398-6413 email: info@turn-around.jp
    http://turn-around.jp/

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    「本を、つくってみた −アーティストブックの制作と展示−」
    ARTISTS’ BOOK EXHIBITION SENDAI⇄TOKYO

    ◆ 全体出展作家(22名)
    青木可奈、青野文昭、板津悟、伊部年彦、今村仁、岩熊力也、O JUN、大久保あり、
    大嶋貴明、大槻英世、川窪花野、貴志絵里、木村俊幸、櫻胃園子、新津保建秀、
    瀬尾夏美、中野浩二、夏目ふみ、丸山常生、三井田盛一郎、水戸部七絵、山本修路

    ◆ 全体会期
    2017年11月3日(金・祝)— 2018年1月21日(日)

    ◆ 会場
    ・Chapter 1|NADiff a/p/a/r/t
     2017年11月3日(金・祝)— 11月26日(日)
    ・Chapter 2|void+
     2017年11月7日(火)— 11月25日(土)
    ・Chapter 3|switch point
     2017年11月16日(木)— 12月2日(土)
    ・Chapter 4|HIGURE 17-15 cas
     2017年11月18日(土)— 12月10日(日) 
    ・Chapter 5|Gallery TURNAROUND
     2017年11月28日(火)— 12月17日(日)
    ・Chapter 6|LOOP HOLE
     2017年12月2日(土)— 12月23日(土)
     2018年1月11日(木)— 1月21日(日)

    主催:「本を、つくってみた -アーティストブックの制作と展示-」実行委員会
    助成:公益財団法人野村財団、公益財団法人朝日新聞文化財団、公益財団法人仙台市市民文化事業団

    〇公式サイト
     http://artistsbookexhibition.com/
     デザイン:田中良治(Semitransparent Design)
    〇公式Facebook
     https://www.facebook.com/Artistbook2017/
    〇公式Twitter
     @artisits_book
    〇問合せ
     『本を、つくってみた −アーティストブックの制作と展示−』実行委員会
     email: artistsbookexhibition*gmail.com(*を@に)


    本展の開催にあわせた図録が刊行されます
    ◆図録概要

    タイトル『本を、考えてみた』
    発 行:『本を、つくってみた −アーティストブックの制作と展示−』実行委員会
    発売日:2017年11月3日
    価 格:2,500円(税込)(予価)
    寄 稿:五十嵐太郎氏(建築批評家/東北大学大学院教授)
        神山亮子氏(府中市美術館学芸員)
    サイズ:A5変形(予定)
    頁 数:160ページ(予定)
    デザイン:小池俊起
    印 刷:analog

    ◆ ショップ情報
    展示会場以外で、本展カタログ・関連書籍等の販売を行うショップ情報です。
    ————————————————————
    1)カネイリミュージアムショップ6(11月中旬以降取扱い予定)
    〒980-0821
    宮城県青葉区春日町2-1 せんだいメディアテーク1F
    tel: 022-714-3033
    http://www.kaneiri.co.jp/store/museum-shop6.html
    ————————————————————
    2)府中市美術館ミュージアムショップ/府中市美術館美術図書室
    (12月初旬頃〜取扱い予定)
    〒183-0001
    東京都府中市浅間町1-3
    tel: 042-336-3371(代表)
    https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/shop.html
    ————————————————————
    3)analog(11月中旬以降取扱い予定)
    〒984-0011
    宮城県仙台市若林区六丁の目西町2-26
    tel: 022-290-9655
    email: info@analogpress.net
    http://www.analogpress.net/contact

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    雲をつかむできごと  石川卓磨 + 多田由美子

    2017.10.27 Friday | ギャラリー情報

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    雲をつかむできごと 
    石川卓磨 + 多田由美子

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    vol.1|仙台

    2017.11.14火曜−11.26日曜
    11:00-20:00、日曜-18:00 休廊日/月曜

    Gallery TURNAROUND
    980-0805 仙台市青葉区大手町6-22久光ビル1階
    http://turn-around.jp/

    【トークイベント】
    11.23木曜 13:00-14:30
    出演:
    成相 肇(東京ステーションギャラリー学芸員/基礎芸術/美術批評)
    石川卓磨×多田由美子


    *初日19時〜オープニングレセプション
    ご自由にご参加いただけます

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    vol.2|東京

    2018.1.18木曜−2.3土曜
    11:30-18:30 休廊日/火曜・水曜

    switch point 
    185-0012 東京都国分寺本町4-12-4 1F
    http://www.switch-point.com



     このたび、展覧会「雲をつかむできごと 石川卓磨+多田由美子」を以下のとおり開催する運びになりました。
     タイトル「雲をつかむできごと」は、「雲をつかむような話」という具体性のない絵空事のような言葉から転じています。それは「〜ような話」という曖昧模糊とした説話というよりも、「雲をつかむ」というような非現実的な事柄を事実性のある出来事と結びつけることによって、事実/非事実のあわいを示すことになりレンジを広げられるのではないかと考えました。「雲」というテーマは、人文学史上で様々に解釈され多岐に渡る文学作品が成されており、美術史上でも西洋東洋を問わず、多くの作品を生み出す重要な役割を担ってきました。それはキリスト教美術やロマン主義以降の近代絵画の流れを汲み、ある時は天上の乗り物を指し、ある時は透視図法に括ることができない形象として、表象可能性と表象不可能性の間を巡るもの、様々な現象を連続的に繋ぎ超越するものとして解釈されてきました。そのテーマは現代においても新鮮さを失わず、今もなお「雲」は色々な現在性を孕んだキーワードであるとも言えます。それは例えば、昨今の気象の急変にまつわる地球環境に根ざした課題として、象徴的な比喩「雲」を巡る新たな解釈を、あるいは政治経済などの社会的な曇りを匂わす暗雲のようなものとして、「クラウドコンピューティング」と呼ばれる仮想空間の位置づけなど、多様なワードとしての機能を探る事ができます。特に「クラウド」に至ってはもはや私達の日常の隣に位置し、それを意識せずに生活できるほど当たり前になりつつあります。いわばクラウドが多くのものをタイムラグなく繋ぐ時代にあって、宮城在住の多田と東京在住の石川、今回の展示会場となる仙台—東京という物理的な時間や距離がどのように認識され存在感を放つのでしょうか。
     石川卓磨は美術作家として、近年高速連写による写真からなる映像を発表してきました。その作品が写真、あるいは動画であると簡単には断言できない表現が含まれています。高速写真の一枚を抽出してみると古典的な絵画が匂い、しかし写真が連鎖することで明らかに動画以外の何ものでもなくなります。石川は、写真でもあり動画でもあり、もしかしたら絵画でありさえする、この未分化な領域を意識的に示唆する新しい表現領域の可能性を探る作品を制作しています。そしてまた石川は、美術作家としてのみならず美術批評家としても様々なメディアで活動しており、明晰な理論の担い手としても知られるところです。
     多田由美子は画家として、描くこと/書くことの関連性を巡って試行錯誤するという実践を繰り返してきました。近年は絵画という固有の領域を解体し、絵の具と筆の代わりに日用品を使ってキャンバスに見立てたテーブル上を絵画として構築する作品や、レディメイドを絵画に見せかける作品を制作して絵画とともに併置することで、絵画を問う展示を行ってきました。また展示とともに、新たな小説のジャンルとして仮定した長編小説『美術小説』シリーズ、随筆や詩などを発表しています。
     石川、多田ともに絵画を出自として、絵画というメディアの根底を探ることで制作を出発しており、ともに美術作品と文章の仕事を同時に手がけています。写真、映像、絵画、インスタレーション、様々な領域の固有のメディアを雲のようにかすめながら、雲をつかむことを逡巡しつつ、雲間に新たな表現を見つめることになるだろうと思います。                                

    多田 由美子



    略歴:
    石川 卓磨 (いしかわ たくま)
    1979年千葉県生まれ、東京都在住。
    主な近年の展覧会に、“AIRS企画vol.53石川卓磨「真空を含む」”(国際芸術センター青森・ACAC AVルーム、2016年)、 “石川卓磨×山本良浩展 responsive/responsible” (teco gallery、2016年)、“教えと伝わり|Lessons and Conveyance”(TALION GALLERY、2016年)、“第9回恵比寿映像祭『マルチプルな未来』”(東京都写真美術館、2017年)、“石川卓磨、槙原泰介、ミヤギフトシ「犬死にか否か”(TALION GALLERY、2017年)、などがある。

    多田 由美子 (ただ ゆみこ)
    1965年生まれ。宮城県在住。
    主な展覧会に「プレドニン旅行記2−番外編」(SARP仙台、2017年)、「プレドニン旅行記2」(ギャラリーなつか、2016年)、「東北画は可能か?— 地方之国現代美術展」(T-ART1Gallery寺田倉庫、2015年)、「ことばとかわすことでつくること 小林耕平×多田由美子」(SARP 仙台、2013年)などがある。その他に、林道郎、松浦寿夫責任編集『ART1TRACE PRESS 03』に美術小説掘崔司埔説」掲載など。


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    主催:2人展実行委員会
    助成:(公財)仙台市市民文化事業団