「HTI写真三人展Vol.3 樋口徹・高橋力・伊藤トオル」、「仙台コレクション2024」
2024.03.29 Friday | ギャラリー情報 > Gallery TURNAROUND
〜東西線が繋ぐターンアラウンドとIGOONE ARAIのART企画〜
会場A - TURNAROUND
HTI写真三人展Vol.3
樋口徹・高橋力・伊藤トオル
会場B - IGOONE ARAI
仙台コレクション2024
東西線で繋がる二つの地域と、アーティストとの交流企画。
3回目の今回は、仙台で活動する写真家たちによる二つの写真展を開催します。
「仙台」の変わり続ける風景を集団撮影し、一万枚を目標に写真で残していくプロジェクト「仙台コレクション」。立ち上げ当初の2001年から、標準レンズを使い、できるだけシンプルに、個性を出さず、表現しないことに徹して撮り続け、2022年に目標の一万枚に達しました。2023年1月の仙台文学館での企画展では全作品を展示し、鑑賞者からはメンバーの思いを超えた大きな反響がありました。本展では、それらの中からセレクトされた作品と、今春刊行される「ベスト100」を記録した写真集を、イグーネ荒井のカフェやショップエリアにて展示、販売します。
ターンアラウンドで開かれるもうひとつの写真展、「HTI写真三人展」は、宮城県出身の写真家の樋口徹、高橋力、仙台コレクションの主宰でもある伊藤トオルによるものです。高橋と伊藤は、若かりし頃、樋口のもとで写真のあれこれを学びました。三人の間にまとう特有の空気感と絶妙なコンビネーションは、仕事現場での経験や、東北各地を共に撮影してまわった体験などによるものでしょう。本展では、それぞれのテーマで撮影し編集された作品群が並びます。「仙台コレクション」とはある意味対照的ともいえる、ひとりの写真家の強烈な世界観をお楽しみください。
主催 :TURNAROUND 共催:IGOONE ARAI
企画協力:写真家集団 仙台コレクション
◎会期 2024.4.9火曜〜21日曜 (TURNAROUNDは月休)
◎会場A - HTI写真三人展vol.3
ギャラリー ターンアラウンド
980-0805 仙台市青葉区大手町6-22久光ビル1F
TEL. 022-398-6413
Instagram. @galleryturnaround
11:00-19:30、日曜-17:00 月曜定休
地下鉄東西線「大町西公園駅」西1出口〜徒歩6分
◎会場B - 仙台コレクション2024
イグーネ荒井
984-0030 仙台市若林区荒井東1丁目2-7
TEL. 022-762-5520
Instagram. @igoone.arai
10:00-18:00、会期中無休
地下鉄東西線「荒井駅」中央1出口〜徒歩4分
https://igoone.jp/
◎TURNAROUND会場、作家略歴
■樋口 徹
1943年生まれ。1979年 「恐山」カメラ毎日掲載。1988年 「砂箱遊び」日本カメラにて1年間連載。その他カメラ紙多数掲載。これまでの個展に、1997年「砂箱遊び」ニコンサロン東京・大阪、2012年「五冊の余熱」ニコンサロン東京・大阪、2015年 個展「土台 dodai 3.11 report いえのあったばしょ」ターンアラウンド 仙台など。その他グループ展多数。写真集『砂箱遊び』(2000年)、『町の跡形3.11』(2011年)、『土台3.11』(2015年)、『そこいらのこと』(2022年)をスクラップ舎より発行。
■高橋 力
1955年生まれ。1978〜1985年「日本写真家協会展」、「日本リアリズム協会展」など入賞、入選。1983年 カメラ毎日「五能線」掲載など活動多数。
1988年個展「東北ストーリー」(仙台)。1992年個展「細倉鉱山」(仙台)、2021年、2022年グループ展「HTI写真三人展」(SARP・TURNAROUND)など、他多数。
■伊藤 トオル
2001年「仙台コレクション」を立ち上げ代表を務める。2012年からは世界約150カ国を巡回する写真展に参加した。コマーシャルスタジオに勤務し、樋口徹氏に師事したのち、1987年からフリーランス。1997年「DECONSTRUCT 1」で写真新世紀展優秀賞(森山大道選)、1998年間特別賞受賞。1999年度宮城県芸術選奨新人賞、2016年度宮城県芸術選奨受賞。2023年「瀧を描く」でふげん社写真賞で最終候補ノミネートに選出。これまで写真集『KUMANO』や『A series of deconstruct KOREA』、『夏芙蓉okinawa2003』等や、写真展多数。
◎フライヤーB5
作品についてのお問い合わせはターンアラウンドまでお願いします。