おおだいらまこ個展 ∩頂天-ウチョウテン
2024.05.28 Tuesday | ギャラリー情報 > Gallery TURNAROUND
![おおだいらまこ おおだいらまこ](http://turn-around.jp/sb/img/img3212_file.jpg)
おおだいらまこ個展
∩頂天-ウチョウテン
●会期 2024年7月2日火曜〜14日日曜 月曜休廊
●時間 11:00〜19:30、日曜17:00、最終日16:00まで
●会場 Gallery TURNAROUND
仙台市青葉区大手町6-22久光ビル1F
地下鉄東西線「大町西公園駅」西1出口〜徒歩6分
●イベント/トーク&レセプション
ターンアラウンドから徒歩3分ほどの場所にある法面の原っぱ「のりっぱ」を会場に、せんだいメディアテーク学芸員の丹治圭蔵氏をお招きしトークセッションを開催します。
また、トーク後にはレセプションを行います。どなたでもご参加ください。
・日 時 7月6日(土)14:00〜
・場 所 のりっぱ @_norippa
・登壇者 おおだいらまこ(画家)、丹治圭蔵(せんだいメディアテーク学芸員)
・進 行 関本欣哉(ターンアラウンド代表)
・予 約
雨天時はオンライン開催のため下記フォームより予約をお願いします
https://forms.gle/ST31EQpZPRmobJR9A
個展「∩頂天-ウチョウテン」
2018年にターンアラウンドで初めての個展をしてから6年が経ちました。その頃とは随分作風が変わりましたが、テーマとしては一貫して、絵画作品と鑑賞者を含めた展示空間について、詳しく言えば展示空間の中で鑑賞者と絵画作品 はどうすればより親密になれるのかということを扱ってきました。
前回のターンアラウンドでの展示は、折れ曲がったりした大きめの作品が隙間なくぐるっと壁面を覆う様な展示空間でした。
今回の展示は、作品が縦に会場を分断する様な、川みたいな形になりました。中央にある白い枠は川を横断するために作った橋です。どうぞ遠慮なく渡ってください。
最近は、展示空間における鑑賞者の作品撮影に興味があり、それを起点とした作品を制作しています。
この作品では、記録することと記憶すること、そして絵画制作の3つが共通する部分を見つけることを目的としています。なぜかというと、正しく記憶する、つまり経験した通りに記録を残したいと思った時にそれが役立つと考えたからです。
大きな作品の方は、 作者である私自身が スマートフォンで撮影した、フォルダ内に保存されている写真を元に制作しています。元となる写真から線と色を抽出し、プリントアウトした ものの上からアクリル絵具で加筆し仕上げています。
小さな作品の方は、記録には残っていないが、それがどんな景色だったか頭の中で思い浮かべられるような、いわゆる思い出深い景色を、実際に思い出しながら描いたものです。
作品はそれぞれ制作過程が異なりますが 、 私の記録か記憶に残っている景色であることは間違いありません。それらを絵画制作という手法を用いて同じ絵画という枠組みにはめる、更にこの展覧会を通じて等価に並べることで、正しく記録するために必要なことが見えてくるのではないかと考えています。
おおだいらまこ
<作品一部>
●経歴
おおだいらまこ
1995年青森県生まれ。尾道市立大学大学院美術研究科美術専攻絵画研究分野 (油画)修了。「絵画作品と鑑賞者を含めた展示空間」をテーマに制作を行う。絵画の枠組みを拡張することで絵画を再定義し、絵画作品ひいては美術作品の親しみやすさを探っている。
主な展覧会
2023
公開制作「おおだいらまこ→ハッピーライフ」(秋田市文化創造館/秋田)
2022
個展「ホワイトバランス」(ギャラリークレイドル/青森市)
2021
中之条ビエンナーレ(中之条/群馬)
2020
公募展「第22回グラフィック「1_WALL」展」(ガーディアン・ガーデン/銀座)
2019
個展 「規則正しい橋の上」 (秋田県立美術館)
2018
個展 「見て、見る、見ること」 (ギャラリーターンアラウンド/仙台)
◎せんだいメディアテーク発行 ジャーナル11号/表紙絵担当
https://artnode.smt.jp/profile/20240308_11940
◎Instagram oodaira_mako
●フライヤー(A5変形サイズ)
![おおだいらまこ3 おおだいらまこ3](http://turn-around.jp/sb/img/thm3215_file.png)
![おおだいらまこ4 おおだいらまこ4](http://turn-around.jp/sb/img/thm3216_file.png)
主催 TURNAROUND
助成 公益財団法人仙台市市民文化事業団
協力 のりっぱ部会、せんだいヤタイ