佐立るり子「デジタルと感覚」
1973年宮城県石巻生まれ、仙台市在住の佐立るり子による個展。
佐立はこれまで、学生時代に学んだ農業から得た感覚の再現を意識して制作を続けており、色彩に加え触角の伴う作品を数多く発表してきました。2015年にはこどものアトリエを立ち上げ、畑で作物を育て食べるという行為、またそのために必要な造形活動を行っています。その一方、現代社会において切り離すことのできないデジタルについての考察も深めてきました。
本展は、「デジタルと感覚」と題し、感覚の再現とデジタルについての考察という相対的なテーマを構成させることで、観る者にそれらが混在する現代社会の状況を改めて考えさせるきっかけとなることでしょう。
「デジタルと感覚」という展覧会名ですが、デジタル作品はありません。
子供のアトリエで手描きのイラストをデジタル化した時に、イメージがソフトの影響を大きく受けることに気がつき、その時講師をお願いした�盒脅�吾氏の「デジタルは直感で人間には理解されない。人間はアナログでしか感じる事ができない。」という言葉を面白く感じました。
わたしは色彩に加え触覚が感じられる材料を使用した平面作品を多く制作してきました。それはまさにアナログの世界ですが、それを機にもう少しデジタルについて学び、感覚についてよく考えてみたいと考えました。そこで、一年近くに渡りデジタルについて周吾氏と対話を行ってきました。
この展覧会は、ある感覚を再現することを試みた平面作品と、デジタルについて学んだ過程をそのまま現したふたつの部分から成り立っています。
現代はデジタルとアナログの世界を同時に生きなければいけませんが、それについてこの展覧会を見た方が主体性を持って考えるきっかけになればよいと考えています。
佐立るり子
■会期
2019年5月28日(火曜) − 6月9日(日曜)
am11:00-pm7:30、日曜のみpm5:00まで
月曜休廊 入場無料
■会場
Gallery TURNAROUND
980-0805 仙台市青葉区大手町6-22久光ビル1F
地下鉄東西線「大町西公園駅」より徒歩5分
■event
�仝�開勉強会
佐立が昨年7月より毎月行ってきたデジタルについての勉強会を公開いたします
5月28日(火)19:00−20:30
定員10名、予約制
参加無料(1ドリンクオーダー)
�▲函璽�イベント
登壇者 : 清水建人(せんだいメディアテーク学芸員)、佐立るり子
司会 関本欣哉(TURNAROUND)
6月1日(土)19:00−20:30
定員25名、予約優先(info@turn-around.jpまで)
入場500円
18:30〜レセプションパーティー開催
清水 建人|Shimizu Kento
1976年岐阜県生まれ。せんだいメディアテーク主任学芸員。近年のおもな企画展に「高嶺格 大きな休息」(2008年)、「志賀理江子 螺旋海岸」(2012年)、「物語りのかたち」(2015年)、「コンニチハ技術トシテノ美術」(2017年)「ヒスロム 仮設するヒト」(2018年)などがある。
佐立るり子 Satachi Ruriko
1973年 宮城県石巻市生まれ 仙台市在住
1994年 宮城県立農業短期大学畜産家卒業
2015年〜 はたけとぞうけいのこどものアトリエ「アトリエサタチ」主催
個展
2019.1 個展「思考の森」(SARP、仙台市)
2018.2~3 N.E.blood21 vol.64 佐立るり子展(リアス・アーク美術館、気仙沼市)
2017年 6月 「概念のゆらぎ」(ギャラリー芽楽、名古屋市)
2012年10月 「のせる、そのいろを」(Gallery K、京橋)
など多数
グループ展
2013〜2014年 精神の北へvol.2(会津地方)
2013年 「三人展・それぞれの色」(鎌倉市)
2013年 Share Lines(Christ church NZ)
など多数
http://www.satachiruriko.com
アトリエサタチブログ
http://www.satachiruriko.com/atelier/
フライヤー:296×148�估鵑沈泙�
企画:TURNAROUND|miyagi art singularity -��
協力:�盒� 周吾、コトバ事務所
助成:(公財)仙台市市民文化事業団