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| タイトル | 企画展|青野文昭展「延命する現在/地縛する過去/分岐する未来」 |
|---|---|
| 期間 | 2025年12月23日㈫ - 2026年1月10日㈯ 12/29と12/31-1/4は休廊 ※1/5月曜は営業します |
| 時間 | 11:00-19:30、日曜及び12/30は17:00まで |
| 作家・出演者 | 青野文昭 |
| 内容 | Gallery TURNAROUNDでは、青野文昭の個展「延命する現在/地縛する過去/分岐する未来」を開催いたします。 青野は、拾い集めた廃棄物の欠損部分や使用痕を手がかりに「なおす」行為を、1990年代より一貫して続けています。 「なおす」ことには、創ることと壊すことが同時に立ち上がる場面があります。その中で生じる、通常は捨てられてしまう不要物も、排除せずに同じ場に留め置くことで、それらが抱えていた気配や影のようなものが、別のかたちで立ち上がり、また小さな“場”を生み出していくようです。本展では、そうした姿勢の一端に触れながら、先の在り方を共に探っていきたいと思います。 また、恒例の一年を振り返るトークも開催します。今年は瀬戸内国際芸術祭への初参加や、仙台・定禅寺通りでの屋外展示など、土地や場所との向き合いがこれまで以上に広がった一年だったように思います。初日23日にはささやかなオープニングパーティーも開催します。 今回も年末年始のお忙しい時期ではありますが、皆様ぜひお集まりいただければ幸いです。 企画:TURNAROUND |
| 作家より | ものをつくる(なおす)ためには材料の加工が必要であり、加工には何らかの破壊がともなう。 したがって創造(再生)と破壊は同時に生起すると言える。 そうして破壊では何らかの不要物が生まれる。 だから創造物と不要物は同時にこの世に誕生することになる。 その上で、その不要物は排除・忘却されることになる。 だが、その不要物を排除することなく、同じ組織内に残留・同居させ続けようとするとどうなるか? 不要物は、組織の影の様に、地縛霊の様にそこにとどまり続けながら、 その組織全体へ様々な影響を与え続けることになるだろう。 2025年12月 青野文昭 |
| イベント | ①12/23㈫18時から ささやかなオープニングパーティーを開催します ご予約不要です ②トークイベント「2025年を振り返る」 12月27日㈯ 16:00-18:00 話し手 : 青野文昭 聞き手 : 関本欣哉(ターンアラウンド) 参加費500円・定員15名 要予約(会場メールまで) info*turn-around.jp (*を@に) |
| 略歴 | 青野文昭 Aono Fumiaki 1968年 仙台生まれ 1992年 国立大学法人宮城教育大学大学院美術教育科終了 2005年 宮城県芸術選奨(彫刻) 2013年 ヴァーモントスタジオセンターフェローシップ 2015(Vermont Studio Center Fellowships for Artists and Writers アメリカ・VSC) 公益信託タカシマヤ文化基金・第26回タカシマヤ美術賞受賞 主な展覧会 1997年「なおす・無縁-有縁」宮城県美術館県民ギャラリー(仙台) 2000年「アートみやぎ」 宮城県美術館(宮城) 2007年「N.E.blood21 Vol.28 青野文昭」 (リアスアーク美術館、宮城・気仙沼) 2008年「いのちの法則・生をひもとくための三つの書」(足利市立美術館、栃木・足利) 2010年「路上・修復・ライブ―映像記録№1上映―」ONWARD SQUARE(仙台) 2012年「どくろ杯・Ⅱ―他者性と不可避性について―」ギャラリーターンアラウンド(仙台)(以降 毎年開催) 2013年「あいちトリエンナーレ2013―揺れる大地―われわれはどこに立っているのか―場所、記憶、そして復活」(愛知県名古屋市ほか) 2015年「パランプセスト―記憶の重ね書き」gallery αM (東京) 2016年「いま、被災地から -岩手・宮城・福島と震災復興-」展(東京藝術大学美術館) 「Royal Academy of Arts’ Summer Exhibition.2016.」(Royal Academy ロンドン ) 2017年「コンサベーション_ピース ここからむこうへpartA青野文昭展」武蔵野市立吉祥寺美術館(東京) 「コンニチハ技術トシテノ美術」 せんだいメディアテイク(仙台) 2019年「六本木クロッシング2019:つないでみる」 森美術館(東京) 「青野文昭 ものの,ねむり,越路山,こえ」せんだいメディアテーク(仙台) 2020年「ヨコハマトリエンナーレ2020 AFTERGLOW-光の破片をつかまえる」横浜美術館他(横浜) 「山形ビエンナーレ 2020 現代山形考 藻が湖伝説」東北芸術工科大学内など(山形) 2022年 個展「どこから来てどこへ向かうのか」(東京)上野の森美術館ギャラリー(VOCA2022関連) 「Eternally Yours 」 Somerset House (ロンドン) 「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」森美術館(東京) 「山形ビエンナーレ 2022」(山形) 2023年「あいまいな あわいの まにまに」はじまりの美術館(福島県猪苗代) 2024年「AOMORI GOKAN アートフェス ―つらなりのはらっぱー」「currents / undercurrentsーいま、めくるめく流れは出会って」 国際芸術センター青森(ACAC)(青森) 個展「無知の記憶が開かれる」ummuseum(韓国・華城) 個展「それぞれの惑星とその住人達」LOKO GALLERY(東京) 2025年「定禅寺アートストリート2025」仙台三越、西公園ほか(仙台) 「瀬戸内国際芸術祭」(帰り着く家-瀬戸内粟島古家滞留積層脳海図像・2025)香川県粟島 主な収蔵先 宮城県立美術館、愛知県立美術館、金沢21世紀美術館、森美術館、アラリオ・ミュージアム(韓国)、リアスアーク美術館、町田市立国際版画美術館、高島屋、Luciano Benetton Collection(Imago Munm)、KOO HOUSE MUSEUM of ART&DESIGN COLLECTION(韓国) ummuseum(韓国) 作家Instagram https://www.instagram.com/aono_fumiaki/ |
| 備考 | 掲載している各画像の無断転載・無断使用はご遠慮ください |
| 会場 | ギャラリー ターンアラウンド 仙台市青葉区大手町6-22久光ビル1階 (地下鉄東西線「大町西公園駅」より徒歩5分) |
ターンアラウンドではギャラリーの貸出しも行っております。ご利用方法についてはメールでお問い合わせください。
| ターンアラウンド | 1週間 | 70,000円(税込) | |
| ターンアラウンド | 2週間 | 135,000円(税込) | |
| ターンアラウンド(日単位:会場使用) | 1日 | 火~日・祝 | 19,000円(税込) |
| カフェスペース(ギャラリーご利用の方のみ) | 1展示 | 5,500円(税込) |
| 月曜日 | 休廊日 |
| 火曜日〜土曜日 | 11:00〜19:30 |
| 日曜 | 11:00〜17:00(変動あり) |