タナランブログ

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大竹徹祐・塗敦子・松浦繁 3人展 -豊色の眼-

2018.04.02 Monday | ギャラリー情報

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大竹徹祐・塗敦子・松浦繁 3人展
豊色の眼


本展は、宮城県在住の大竹徹祐(1977年生まれ)・塗敦子(1971年生まれ)・松浦繁(1971年生まれ)による3人展であり、日常にあるモチーフや作品制作の過程のなかに色彩の豊かさや鮮やかさを見出していく彼らのまなざしに着目していきます。
大竹は日常で目にするモチーフをコピー用紙やチラシの裏紙などに繰り返し描きます。塗は白黒写真を描く過程で自身のイメージする色を起こし、松浦は「地球」というテーマのもとに木と向き合いながら形を彫り起こし色をのせていきます。彼らのまなざしを通して、私たちが暮らす世界にあるはずの色たちに出会い直す機会となれば幸いです。

(本展は、東北リサーチとアートセンター(TRAC)で開催される「つくる手 さぐる手 かきわけて」(https://artnode.smt.jp/project/trac)の関連展とされます)


◆会期:
 2018年4月17日(火)- 4月22日(日)
 11:00-19:30(最終日は17:00まで)

◆会場:
 Gallery TURNAROUND
 仙台市青葉区大手町6-22久光ビル1階
 地下鉄東西線大町西公園駅より徒歩5分
 022-398-6413

◆トークイベント「福祉の現場×アートの現場」
 4月22日(日)14:00-15:30
 参加費500円、予約優先
 ご予約は会場mailまで ▷ info*turn-around.jp (*をaに)
 出演:関本欣哉(ギャラリスト)、瀬尾夏美(画家・作家)、ほか


◆出品作家:プロフィール
大竹徹祐(おおたけ・みちひろ)
1977年生まれ、宮城県亘理町在住。幼少期、自分を負ぶう母親の背中に絵や文字を描く。一時福祉事業所に通い、造形活動を行う。現在は自宅で日々を暮らし、幼い頃に見たテレビ番組や数年前に描いたモチーフを、記憶を頼りに繰り返し描いている。


塗 敦子(ぬり・あつこ)
1971年生まれ、仙台市在住。1999年、通所している福祉作業所でアート活動に参加。現在は、同所の日中活動として、スタッフが選んだモノクロ写真をモチーフにし、カラフルで多様な線を用いた絵を日々描く。アトリエ「あーとらんどくらぶ」にも通っている。


松浦 繁(まつうら・しげる)
1971年生まれ、宮城県大河原町出身、仙台市在住。1990年、脳内出血にかかり、4年間の闘病とリハビリの生活の中で木彫と出会う。退院後、木彫教室「アトリエ創」に通い、以降およそ10ヶ月に1作品のペースで制作を続けている。


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主催|TURNAROUND、NPO法人エイブル・アート・ジャパン、一般社団法人NOOK




●関連展覧会 
立ち上がりの技術 vol.02「つくる手 さぐる手 かきわけて」


 本展出品作家3名が参加しています。会期中イベント多数。詳細は下記サイトへ御覧ください。
 
 会期:2018.3.23(火)-4.22(日)12-18時(月曜火曜は休室)入室無料
 会場:TRAC東北リサーチとアートセンター
    仙台市青葉区大町2-3-22第五菊水ビル3F
    (タナランから徒歩8分です、大町西公園駅より徒歩1分)
 主催:せんだいメディアテーク、やわらかな土から
 https://artnode.smt.jp/event/20180227_3143