タナランブログ

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表現される現在2016 ゼロイスト ええじゃないか

2016.12.03 Saturday | 美術

当店代表の関本も参加の東京でのグループ展のご案内です。
参加されている作家の皆様全員、過去にタナランでも個展や同グループ展で展示していただきました。
週末金曜日にはタナランの本棚やcreek名付け親などタナラン創設時から大変お世話になっている千石先生の講義もあります。
お近くの皆様、是非ご高覧ください。
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「表現される現在2016 ゼロイスト ええじゃないか」

■日時:2016年12月12日(月)-2016年12月17日(土)
■会場:ギャラリイK 
〒104-0031東京都中央区京橋3-9-7京橋ポイントビル4F
Tel/Fax.03-3563-4578 galleryk@nifty.com

■出品作家
石川雷太 Ishikawa Raita
今村 仁 Imamura Jin
宇留野隆雄 Uruno Takao
川村雅之 Kawamura Masayuki
金 大仲 Kim Dae-Jung
古賀 飛 Koga Tobu
小島 昇 Kojima Noboru
関本欣哉 Sekimoto Kinya
松本真一 Matsumoto Shinichi


■展覧会主旨
 昭和初期から2001年に他界するまで抽象芸術のパイオニアであり続けた美術作家、斎藤義重が、晩年に独自の教育理念を具現化させたのが東京芸術専門学校(Tokyo School of Arts = TSA)でした。その卒業生有志が毎年開催するグループ展が、「表現される現在」です。
 副題となっている「ゼロイスト」とは、1950年の斎藤義重作品題名にちなみ、恩師へのオマージュを表するとともに、常に自らの表現のゼロ地点に回帰しつつ、また旅立つということを意味しています。
 江戸時代末期の民衆意識になぞらえた今回のテーマ「ええじゃないか」には、様々な社会的良識や理想が脅かされつつ混沌の様相を深めていく現代社会を生きていくために、理不尽な力に屈しないアナーキーな表現の力を高めていこうという決意が込められています。
(TSA ANNUAL 2016実行委員会)


■関連イベント
講演:千石英世「引力は水平する」
12月16日(金)午後6時〜8時 ギャラリイKにて
聴講無料
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齋藤義重が長年にわたって書き綴った日記、雑記、そして小説「無十」を編纂した記録集『齋藤義重「無十」』が先日、水声社より出版されました。その編者であり、かつて東京芸術専門学校(TSA)において校長、齋藤義重の元で講師を勤めた文芸評論家の千石英世(せんごくひでよ 京都産業大学客員教授、立教大学名誉教授)氏が、独自の視点による新たな「齋藤義重論」を語ります。
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企画主催 TSA ANNUAL 2016実行委員会