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美術展『きたかぜとたいよう』

2014.11.23 Sunday | ギャラリー情報

美術展
『きたかぜとたいよう』


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●参加作家/
O JUN O JUN    
木村俊幸 Toshiyuki Kimura
鈴木雄次 Yuji Suzuki
瀬尾夏美 Natsumi Seo
中野浩二 Koji Nakano
今村 仁 Jin Imamura  


■会期/
2014年11月4日(火曜 )- 11月30日(日曜 )
開廊時間11:00-20:00 日曜日18:00、最終日17:00迄 
月曜日休廊 入場無料

■アーティストトーク/
11月4日(火曜)19:00 - 20:30
出演:O JUN(画家・東京芸術大学教授)、木村 俊幸(画家・映像作家)、 関本 欣哉(TURNAROUND代表) 司会:今村 仁
入場料:500円/定員30名/予約優先
予約 mail:info@turn-around.jp 、TEL:022-398-6413(ターンアラウンド)

■会場/
Gallery TURNAROUND
宮城県仙台市青葉区大手町6-22久光ビル1階
022-398-6413
http://turn-around.jp/

おもに東京を拠点に制作・発表している美術作家・6人によるグループ展です。 
作風も世代もさまざまです。
制作をつづけてゆく過程にはいろいろな困難があります。 
時には北風に吹きつけられたり、時には太陽の日照りをうけたり。
それでも、ものを創るということには何ものにも代えがたい喜びがあるはずです。
そのような喜びがさまざまなかたちで6人の作品に表れています。
仙台のギャラリーで6人の表現が色々な化学反応をおこし、それが皆さんに豊かなかたちで伝わることを願っています。
(文/今村仁)


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O JUN 略歴
1956 東京都生まれ
1982 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画修了
1984 スペイン(バルセロナ)に滞在
1990 渡独(デユッセルドルフ)
1994 帰国
2007 文化庁新進芸術家留学生制度でアルゼンチン(ブエノスアイレス)に滞在
現在、東京藝術大学美術学部教授

展覧会(個展、グループ展は過去3年間のもののみ表記)
2014
個展「O JUN展」六本木ヒルズA/Dギャラリー(東京)
「O JUN・戸川英夫展」ガレリアフィナルテ(名古屋)
「イタヅクシ」シーソーギャラリー(名古屋)
「美少女の美術史」青森県立美術館(青森)
「MOTコレクション特別企画クロニクル1995~」東京都現代美術館(東京)
「道草」現代ハイツ(東京) 
「SQ117」ギャラリー惺(東京)
「太郎かアリス」ターナーギャラリー(東京)

2013
個展「描く児」府中市美術館(東京)
個展「夢見る、さん之丞」ミヅマアートギャラリー(東京)
「九州市制50周年記念事業 北九州市をめぐるアート展vol5」北九州市美術館アネックス(福岡)
「第十回東京MAC-西島直紀、O JUN」下山芸術の森発電所美術館(富山)
「MOTコレクション 第2部“残像から”」東京都現代美術館(東京)
「LVRFI」カスヤの森現代美術館(神奈川)、Time and Styleギャラリー(東京) 
「ジェロニモ」ターナーギャラリー(東京)
「ボブ&ウィーダ」東京藝術大学油画ギャラリー
2012
「Art and Air 空と飛行機をめぐる、芸術と科学の物語」青森県立美術館(青森)
「ジェロニモ」ターナーギャラリー(東京) 
「私の場所・私の風景」MA2ギャラリー(東京)
「ジパング展-沸騰する日本の現代アート」新潟県立万代美術館(新潟)、高崎市美術館(群馬)、八戸市美術館(青森)、秋田県立近代美術館(秋田)
「TRANS ARTS TOKYO」旧東京電機大学11号館(東京)
http://www.ne.jp/asahi/o/jun/

木村俊幸|Toshiyuki Kimura (画家・VFXクリエイター)
1969年埼玉生まれ、岩手県釜石で幼少を過ごす。
近年の主な展覧会に、「ダイ チュウ ショー 最近の抽象」(府中市美術館&LOOP HOLE, 2013)
「MATIM -前線(仮)-」(2013, galeria de muerute, 東京)
『EXPANTED』 野波浩トリビュート(2012 新宿紀伊国屋・心斎橋アセンス )
「Lucky Fortune」(2010, ZENSHI, 東京)
NEW TOKYO CONTEMPORARIES(2010 日本経済新聞社 SPACE NIO) 
『アート天国 虎の巻』 (2010 松の湯)  
「岡本太郎大賞展」( 1998・2002 岡本太郎美術館/氷川幼稚園)
「SPIRIT/BOOK」展 (1996 450 Broadway Gallery NY)

『ゴジラvsモスラ』(1995年)等の平成ゴジラシリーズを初め 『SPAWN』(1997年)、『リング』(1998年)、『ドラゴンヘッド』(2003年)などのマットアーティスト、VFXクリエイ ター として活躍。
宇多田ヒカル musicPVを経て『CASSHERN』(2004年)VFX Dir./Concept/MatteArt
ゲームでは、『弟切草〜蘇生篇〜』の絵画調グラ フィックを担当し世界観を作り上げた。

DVDホラー紙芝居「現代畸聞録怪異物語」(演出・作画)第10回メディア芸術祭審査員推薦作品/モントリオール国際芸術映画祭・リヨンアジア映画祭出品

背景ビジュアル 資料集1〜15巻 監修/スチームパンク東方研究所1〜4・巻頭イラスト(グラフィック 社) 等 書籍多 数。2012 VES(アメリカ)Visual Effects Society 会員

LOOPHOLE 主宰 http://studioloophole.com/


鈴木雄次 Yuji Suzuki

1948年茨城県生まれ。御茶の水美術学院で油彩を学ぶ。
1980〜2002 銅版画制作工房「林グラフィックプレス」刷師
2002 西東京市に「銅版画・鈴木工房」開設
翻訳者村岡花子さんの孫であるエッセイスト村岡恵理さんにより制作依頼された「赤毛のアン」シリーズはライフワークとなっている。

主な個展・グループ展
1999 なるせ村田画廊(東京)
ギャラリーオキュルス(東京)
トゥデイズギャラリー 二人展(愛媛)
ギャラリー403(東京)
2003 ギャラリーKOPIS (東京)
2007 ギャラリーニモード(東京)
2010 〜フランシス・ジャムに寄せて〜/ギャラリーオキュルス(東京)
2012・2013 ギャラリーニイク(東京)
2014 夏の帽子と「赤毛のアン」銅版画の世界 二人展/ギャラリー遊風ら里(広島)他多数

書物装丁 中村文則「悪意の手記」、村岡花子「随筆集」

中野浩二 Koji Nakano 
1977年岩手県生まれ 東京造形大学彫刻科卒業
主な個展
2014「少年大統領」日本大学芸術学部(江古田)
2013「ワレァ デンデェ」ロイドワークスギャラリー(湯島)
2011「NAKANO KOJI SCULPTURE」ギャラリーFuTaBa(根津)/ロイドワークスギャラリー(湯島)
2010「現れた骨格」ギャラリーKINGYO(千駄木)
主なグループ展
2012/13 「AGAIN-ST」東京造形大学(八王子)/日本大学芸術学部(江古田)

今村 仁 Jin Imamura   
1971年東京都生まれ 東京芸術専門学校(TSA)卒業・Bゼミスクーリングシステム終了
主な個展
1995・1998 ギャラリー21+葉、東京
1996 TSAギャラリー、東京
2006 ギャラリー榧(熊谷守一美術館内)、東京
2008 あきる野ふるさと工房ギャラリー、東京
2009 ギャラリーニモード、東京
2012 VFX STUDIO LOOPHOLE、東京
2011・2014 GALLERY TURNAROUND、仙台
主なグループ展
1997 『〈所有〉の所在』三鷹市美術ギャラリー、東京
1996〜2009 『表現される現在』T&Sギャラリー、ギャラリーK、東京
2002 『斎藤義重と教育展』朋優学園、東京
2006〜2009 『絵を描く人々のチャリティー展』ギャラリーかれん、東京
2007〜2009 『もっとテキーラくれ!』ギャラリーニモード、東京
2010 『表現される現在 ゼロイスト宣言in仙台』仙台メディアテーク
2011 『今年描いた絵』ギャラリーかれん、東京
2012〜2014 『せんだい21アンデパンダン展』、仙台
2013 『ショコラ・デ・府中-進撃の府人』LOOPHOLE、東京
http://www.paintjin.com/

瀬尾夏美 Nasumi Seo
1988年東京都生まれ 現在岩手県在住。

東京芸術大学大学院在学中より岩手県に拠点を移し、沿岸に暮らす人々の言葉の聞き書きや風景のスケッチ、写真などによる記録と、ことばと絵の制作を行っている。現在は陸前高田市の写真館で働きながら、制作を続けている。
2014.11.15から2015.1.12まで、せんだいメディアテーク「記録と想起・イメージの家を歩く」出展。