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【even会場】異聞異文トーク vol.02 映画『ドンバス』自主上映会+トークセッション

2022.10.03 Monday | お知らせ > even/TURN ANOTHER ROUND

仙台フォーラス7階evenより、映画上映会とトークイベントのご案内です。

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異聞異文トーク vol.02 
映画『ドンバス』自主上映会+トークセッション

http://www.even-sendai.com/event/20221014.html

今回の〈異聞異文トーク Vol.2〉は、遠刈田温泉エリアで 現在開催中のアート・プロジェクト「ZAO EXPO 2022」との共催で、映画『ドンバス』の上映会とトークセッションを行います。
2022年2月に始まったウクライナ侵攻は、いまこの瞬間にもウクライナの東部や南部を中心に多くの被害をもたらしています。しかし日本に暮らしていると、現地の歴史や地政学的な背景を実感を伴って理解することは難しく、日本のメディアを通して知りうる情報にフェイクが混じっていたとしても、専門家でない限りその判断も難しいのが実情です。 監督のセルゲイ・ロズニツァ氏は、過去の過ちを語ろうとしなければ問題はどんどん深刻化し消えることはないと語り、2018年に公開された劇映画である本作のほか、数々のドキュメンタリーにおいても、第二次世界大戦から現在へと続く負の歴史と向き合うことを促します。 実話を元にした13のエピソードで展開する『ドンバス』を鑑賞後には、ゲストからの話題提供と短いトークセッションを行います。戦争がもたらす分断や愚行の数々を作品を通して学び、同時代に生きる者として思考する場〈異聞異文トーク〉へ、ぜひご来場下さい。



日 時:2022.10.14(金) 19:30-22:30(19:00開場)
    19:30〜映画上映  21:45〜トークセッション  
    ※20:00以降の途中参加はできませんのでご注意下さい
会 場:even(仙台フォーラス7F)
参加費:大人1500円、大学生以下1000円
   ※学生の場合、学生証等、確認できるものを当日ご持参ください
   ※料金は当日受付にてお支払いください
定 員:50名、要予約
予約先:こちらのフォームから
締 切:2022年10月14日(金)18:00
主 催:一般社団法人とおがったプロジェクト
共 催:even

ゲスト:堀野正浩(認定NPO法人IVY 理事)、佐藤雅宣(一般社団法人とおがったプロジェクト 代表)
司 会:長内綾子(Survivart)

略歴
堀野正浩(ほりの・まさひろ)
(公財)仙台観光国際協会で仙台市内在住の外国人サポートなどに従事。年々増加する外国人住民と地域の共生に取り組む。ウクライナ、バングラデシュ等で緊急支援を行う国際協力NGO IVY(アイビー)の理事も務める。

佐藤雅宣(さとう・まさのぶ)
1979年宮城県生まれ。大手半導体メーカーへ入社し、蔵王町へ移り住む。仕事で訪れた台湾で出会った台湾茶に衝撃を受け、2013 年8 月に台灣喫茶 慢瑤茶(まんようちゃ) をオープン。2021年、遠刈田温泉街の空き店舗を活用したアーティスト・イン・レジデンス事業をスタートし、一般社団法人とおがったプロジェクトを設立。

《ZAO EXPO 2022 みんな旅人だった》
期間:2022年8月〜10月
会場:宮城県刈田郡蔵王町「遠刈田温泉」地区
主催:一般社団法人とおがったプロジェクト
その土地に「誰か」が住み「何か」が起きている3ヵ月。アーティストとプロセスの共有ができる、開かれたアーティスト・イン・レジデンス、それが「ZAO EXPO」です。EXPO期間中の毎週土日はオープンスタジオとなります。ぜひ、各サイトを訪れアーティストの制作過程をご覧ください。



映画『ドンバス』

ロシアとウクライナ戦争を理解するための“ドンバス13のレッスン” ドンバスで起きた実話を元に構成された衝撃のエピソード

—INTRODUCTION
2014年に一方的にウクライナからの独立を宣言し、親ロシア派勢力「分離派」によって実効支配されているウクライナ東部ドンバス地方。ウクライナ軍との武力衝突が日常的に起きているこの地域にはロシア系住民が多く住み、「分離派」の政治工作によってウクライナ系住民との分断が深まり内戦となっている。フェイクニュースやプロパガンダを巧みに駆使する近代的な情報戦と、前時代的で野蛮なテロ行為が横行するドンバスのハイブリッド戦争を、ウクライナ出身の異才セルゲイ・ロズニツァ監督がダークユーモアを込めながら描く—— 今日の戦争でロシア軍の所業を知った今、もはやまったく笑えない映画に変貌を遂げた。

—STORY
クライシスアクターと呼ばれる俳優たちを起用して作るフェイクニュースから始まり、支援物資を横領する医師と怪しげな仕掛人、湿気の充満した地下シェルターでフェイクニュースを見る人々、新政府への協力という口実で民間人から資産を巻き上げる警察組織、そして国境での砲撃の応酬……。無法地帯“ノヴォロシア”の日常を描く13のエピソードは、ロシアとウクライナの戦争をすでに予見していた。ここでは一体何が起きているのだ。

第71回カンヌ国際映画祭<ある視点>部門・監督賞
第91回アカデミー賞外国語映画賞ウクライナ代表

監督・脚本:セルゲイ・ロズニツァ/撮影:オレグ・ムトゥ/プロダクション・デザイン:キリル・シュヴァーロフ コスチューム・デザイン:ドロタ・ロケプロ/編集:ダニエリュス・コカナウスキス/サウンド:ウラジミール・ゴロヴニツキー プロデューサー:ハイノ・デッカート/アソシエイト・プロデューサー:ATOMS & VOID(オランダ)
出演:ヴァレリウ・アンドリウツァ、ボリス・カモルジン、イリーナ・プレスニャエワ、スヴェトラーナ・コレソワ、セルゲイ・コレソフ、タマラ・ヤツェンコ、トルステン・メルテン、リュドミーラ・スモロジナ、セルゲイ・ルスキン
©︎MA.JA.DE FICTION / ARTHOUSE TRAFFIC / JBA PRODUCTION / GRANIET FILM / DIGITAL CUBE
2018年/121分/ウクライナ語、ロシア語/製作:ドイツ、ウクライナ、フランス、オランダ、ルーマニア 日本語字幕:守屋愛/配給:サニーフィルム
公式サイト:https://www.sunny-film.com/donbass



A4フライヤー
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