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SEVEN BEACH Light Up FES2019 〜光のミチヒキ〜/アート展『潮風と未完』

2019.09.05 Thursday | お知らせ

セブンビーチ広告m.jpg


SEVEN BEACH Light Up FES2019
〜光のミチヒキ〜


https://www.sevenbeachproject.com/lightupfes2019
https://www.instagram.com/sevenbeachlightupfes/


日程 / 2019年9月13日(金)中秋の名月、14日(土)満月、15日(日)、16日(月)
場所 / 菖蒲田海水浴場
時間 / 16:00-21:00
​入場 / 500円 小学生以下無料
主催 / SEVEN BEACH PROJECT 実行委員会
共催 / 一般社団法人OASIS
協力 / 七ヶ浜町菖蒲田浜区、NIGHT WAVE、株式会社パルックス、TURNAROUND
​特別協力 / 日本財団
後援 / 七ヶ浜町、七ヶ浜町観光協会、エフエム仙台、河北新報社、KHB東日本放送、仙台放送、TBC東北放送、ミヤギテレビ


アート展『潮風と未完』

●参加アーティスト:
青野 文昭 / 荒物屋 / 磯崎 未菜 / 喜多 直人 / 佐々 瞬 / すがわら じゅんいち / タノタイガ / APE TOPE
●寄稿:五十嵐太郎
●アートディレクター:関本 欣哉 / 濱田 直樹
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セブンビーチに寄せて/五十嵐太郎
 七ヶ浜は、東日本大震災の津波の被害を経て、再び海辺に人々が戻ってくるよう新しい活動を開始した。これまで、そのプロジェクトは多岐の分野を横断している。では、とくにビーチに設置されるアートや建築とは、どのようなものだろうか。例えば、海の家に代表されるように、期間限定の仮設構築物が求められる。すなわち、コストをかけず、すぐに組み立てることができ、あらかじめ解体も視野に入れるものだ。が、同時に常設ではないからこそ、実験的な構造や空間にも挑戦できるチャンスになりうるはずだ。寄せては返す波が、砂の城を崩して行くように、もっと限られた時間だけ存在することを前提にすれば、さらに前衛的な表現も可能になるかもしれない。アートにとっても、美術館のホワイトキューブではない、特殊な展示環境である。かといって、すでに国内の芸術祭が試みている、街なかではなく、里山でもなく、島でもない。地球の縁である水平線と出会う場所を背景にしたとき、現代アートは新しい想像力が刺激されるはずだ。