タナランブログ

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菊池聡太朗「ウィスマ・クエラ」

2019.03.19 Tuesday | ギャラリー情報

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菊池聡太朗「ウィスマ・クエラ」
Sotaro Kikuchi : WISMA KUWERA


インドネシアの古都ジョグジャカルタで、マングンウィジャヤという建築家の自邸に出会った。
増改築が繰り返されたその家は、建築家の死後も、そこに住み活動する人々に作り変えられ、付け足され続けていた。


本展覧会は一軒の家での経験を中心に、
それを取りまくインドネシアの環境を記録・解釈しながら作られた様々な素材を用いた創作物で構成されます。
インドネシア特有の増改築に伴う複雑な時空間を内包していたその家は、
閉じた系でありながら、同時にその土地の文化や歴史を表象し、外の世界と交信していました。

誰も行ったことのない異国の家を入り口として、
絶えず更新されていく日々の中で記録・創作することについて考える機会となればと思います。


菊池聡太朗



1993年岩手県生まれ。東北大学大学院工学研究科 都市・建築学専攻修了。
2017年3月に開催した図画工作展「家事(いえごと)」から2年ぶりの個展です。
前回の「家事」展では、図や写真、絵、石などの媒体を用いて、工作しながら、生活やそれをとりまく風景について研究したインスタレーションを発表しました。その後、一年間のインドネシア留学を経て、本展では、インドネシアの記録を元に、言葉、写真、ドローイング、彫刻(模型)などすべての素材を等価に扱った新作のインスタレーションを発表します。また、今秋にはこれに続く企画展も予定しております。タイトルの言葉「ウィスマ・クエラ」は、現地で記録した家の名称からとっており、その土地での記録が解釈されることで創作につながっていく様を表現します。



会 期:
 2019年3月26日火曜から4月3日水曜
 11:00-19:30、日曜-17:00、最終日-16:00迄 月曜休廊 入場無料

イベント:
 「ジョグジャカルタ報告会」
 2019年3月30日(土) 午後5時より
 ・
 留学中の生活や、ジョグジャの建築・都市事情、取り組んだ庭プロジェクト等、
 一年間で体験した雑多な出来事を紹介します。東南アジアの熱い現状を共有し、
 新たな発見が得られる場となれば幸いです。

会 場:
 Gallery TURNAROUND
 仙台市青葉区大手町6-22久光ビル1F
 (仙台市地下鉄東西線「大町西公園駅」から徒歩5分)
 tel・022-398-6413 mail・info@turn-around.jp
 web・http://turn-around.jp/


菊池 聡太朗(きくち・そうたろう)

1993年 岩手県生まれ
2015年 東北大学工学部 建築・社会環境工学科卒業
2017年-2018年 インドネシア、ジョグジャカルタへ留学
2019年 東北大学大学院工学研究科 都市・建築学専攻修了

展覧会等
2017年 「家事(いえごと)」(個展)/ギャラリー ターンアラウンド、仙台
2017年 「相転移」(グループ展)/くぐる、山形
2018年 「NIWAINI」(庭をつくって招くプロジェクト)/ASP(Artist Support Project)、ジョグジャカルタ



フライヤー:A4
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企 画:TURNAROUND|miyagi art singularity - -1
後 援:(公財)仙台市市民文化事業団



【artscape 2019年04月15日号(artscapeレビュー)】
菊池聡太朗「ウィスマ・クエラ」|五十嵐太郎
https://artscape.jp/report/review/10153534_1735.html



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photo:小岩勉