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企画展|菊池敏直個展 MINE − Yama You cannot see the wood for the tree.

2018.09.09 Sunday | ギャラリー情報

バナーmini.jpg


MINE − Yama 
You cannot see the wood for the tree.

菊池敏直 個展



 絵画はイメージそのものです。それは一般的に、図像、形態、色彩などから鑑賞者が受取る感覚≒心象のように思われますが、ではなく、物体であり幻影であり、どちらでもないということです。それを私は、ある種の装置のように考えていて、更にArtの機能と親和させることを夢想しているのだと思います。
 この作品の発端はアトリエの目の前にある峰山。ある朝、散歩の途中で見慣れたはずのノカンゾウの小さな群落が目に留まり「絵にすべき」と直感したことでした。それまでのテーマは空間と影、或いは風と落下、海と浜や雲等々、意識することは“境界”に纏わることをイメージの関係性という視点で描いてきました。
 私の思考自体に大きな変化はないと思いますが、今展の作品をどのように見ていただけるか楽しみです。

菊池敏直



■会期
 2018年9月11日[火]〜23[日] (9/17月休)
 11:00-19:30、日曜-18:00、最終日-16:00迄
 入場無料

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アーティストトーク 「イメージと再現」
(仙台藝術舎/creek 特別講義|公開)

 artist : 菊池 敏直 
 聞き手 : 大嶋 貴明(宮城県美術館学芸員)

 9月11日[火] 19:00-20:30
 参加費500円 
 予約制 定員約25
 ご予約はinfo@turn-around.jpまで、
 お名前と連絡先をお知らせください
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■会場
 Gallery TURNAROUND 
 仙台市青葉区大手町6-22 久光ビル1F
 E-mail info@turn-around.jp 
 市営地下鉄東西線「大町西公園駅」から徒歩5分 


菊池 敏直  KIKUCHI TOSHINAO

1953 東京生まれ
1979 東京芸術大学絵画科油画専攻卒業
1986・87 シュトットガルト造形芸術大学留学、Prof..L.シャフラークラス
1988~92 東京芸術専門学校(TSA)講師

個展
1979 藍画廊(東京)
1981 Gアートギャラリー(東京)
1982 ギャラリーホワイトアート、コバヤシ画廊(東京)
1983 真和画廊(東京)、ASG(名古屋)
1988 お茶の水画廊(東京)
1991 淡路町画廊(東京)
1992 麻布美術工芸館(東京)
1993 調布画廊(東京)
1995 ギャラリーαM(東京)
1996 游アートステーション(長野)
1997 ギャラリー21+葉(東京) (’94)
2004 文房堂(東京) (’99)
2006 ゆーじん画廊(東京)、ギャラリーかれん(横浜)
2007 ギャラリー カフェニモード(東京)
2016 プラザ・ギャラリー(東京) (’10)

グループ展
1978 DISCUSSION(藍画廊)、第12回日本国際美術展
  (東京都美術館、京都市立美術館)
1979 UENO ‘80(東京芸術大学展示室)
1980 INLANDSCAPE展(駒井画廊、東京)
1982 現代美術の最前線 ‘82(画廊パレルゴン、東京)
1983 「臨界芸術 ‘83の位相」展(村松画廊。東京)
1984 三人展(池田雅文、長谷宗悦、ギャラリー射手座、京都)、
    「迂回のパッサージュ」展(淡路町画廊)
1985 山口の現代美術(山口県立美術館)
1986 SPRING SHOW(ギャラリーK、東京)
1987 クンストフェアライン・アルスドルフ(アルスドルフ市庁舎、ドイツ)
1988 「ing Theater」展(スペース1−11−1、東京)
1989 「ing Theater」展(スペース1−11−1、東京)
    三人展(リュウ・ビョング ハク、ガブリエレ・クレーフェルド、ギャラリーインデコ、ソウル)
1990 クラス・シャフラー展(ギャラリーデリック、ドイツ)
    クラス・シャフラー展(ベルーフスアカデミーモスバッハ、ドイツ)
1992 KREIS展(お茶の水画廊)、
軽井沢ドローイングビエンナーレ1993(脇田和美術館、MIMOCA)
1994 「絵画の構造 思考する色彩」展(文房堂ギャラリー)、
フィールドワークイン藤野94(藤野町、神奈川)
1995 「視ることのアレゴリー」展(セゾン美術館)
1997 「庭園の会話」展(文房堂ギャラリー)
1998 フィールドワークイン藤野98(藤野町、神奈川)
2000 クンストフェアライン アルスドルフ(アルスドルフ市庁舎、ドイツ)
2001 「庭園の会話」展(文房堂ギャラリー)
2003 「絵を描く人々の集い」展(ギャラリーかれん、横浜)
2004 「straight no chaser」展(人形町エキジビットスペース ヴィジョンズ、東京)
    「絵を描く人々の集い」展(ギャラリーかれん)
2005 「Confluentes II」展、ルードヴィッヒ美術館、コブレンツ/ドイツ
    「絵を描く人々の集い」展(ギャラリーかれん)
2008 「あの音/あの色/あの光」展 関連ワークショップ、
神奈川県立近代美術館 鎌倉
2009 Philosopliae naturalis principia artificiosa 展、
東京アートミュージアム
2013 「ガーデンズ」展 神奈川県民ギャラリー



主催:
TURNAROUND(TSA ANNUAL 表現される現在 ゼロイスト 仙台個展シリーズvol.2)
協力:
TSA ANNUAL 2018実行委員会

TSA ANNUAL 表現される現在 ゼロイスト 仙台個展シリーズ
美術作家、斎藤義重が晩年に独自の教育理念を具現化させ設立した東京芸術専門学校(Tokyo School of Arts = TSA)の卒業生有志が1998年以来ほぼ毎年開催するグループ展「表現される現在」に関連したもので、同校に関係した作家個々に焦点をあてた仙台での個展シリーズです。



菊池敏直個展表面.jpg

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