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とうほくあきんどでざいん塾「DIY PROJECT」公開イベント第一弾/「生み出す場所と発信と」 ゲスト:COBRA、千葉正也

2018.05.20 Sunday | お知らせ

ご案内|
とうほくあきんどでざいん塾・「DIY PROJECT」公開イベント第一弾


とうほくあきんどでざいん塾で今年度スタートした〈共同スタジオ〉を創り出すプロジェクト「DIY PROJECT」。プロジェクト・リーダーとして、当ギャラリー・関本欣哉も関わらせていただいております。
主に公募により集まった参加者とともに、どんな空間にすべきか、どう作るか、そしてどう運営していくとよいかを、公開/非公開のワークショップやレクチャー等を通して思考・実践するプロジェクトで、スタジオは今年11月上旬のオープンを予定、スタジオとして改修するのは、卸町にある古い倉庫、通称「ハトの家」です。卸町の催事や演劇、ダンス公演などで活用されてきましたが、がらんどうの倉庫空間が、今後どのような息吹を仙台にもたらすのか、大変楽しみなプロジェクトです。その「DIY PROJECT」公開イベント第一弾が6月2日に開催されます。




「DIY PROJECT」公開イベント第一弾
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公開イベント「生み出す場所と発信と」
ゲスト:COBRA、千葉正也
http://tohokuakindodesign.jp/event/2438/
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日本の現代アートシーンを牽引するお二方を招き、公開レクチャーを開催。
それぞれ、アーティストとしての自身の作品制作にとどまらず、アーティスト・
ラン・スペースの運営や、公共文化施設との連携によるイベントを開催するなど、
アーティストならではのユニークな視点で出来事を生み出し、アートを広く、そ
して深く掘り下げる活動を展開しています。
今回のイベントでは、それぞれの事例を紹介いただくだけでなく、仙台という場
所だからこそのメリットについても、参加者のみなさんとともに積極的に検討で
きればと考えています。


日 時:2018年6月2日[土]13:00-16:00(開場12:30)

会 場:イベント倉庫 ハトの家
〒984-0015 仙台市若林区卸町2-15-6
 ・仙台市地下鉄東西線「卸町駅」下車、北1出口より徒歩9分
 ・お車の場合は、建物隣接のサンフェスタ有料駐車場をご利用ください

ゲスト:COBRA(映像アーティスト/XYZ collective ディレクター)
    千葉正也(画家/Super Open Studio発起人)

定 員:50名、要予約(定員に達し次第締切)

参加費:無料

対 象:
 アーティスト、ものづくり系作家、木工職人、工芸家、プロダクトデザイナー、
 研究者、建築など、クリエイティブの現場に関心をお持ちの皆様

予 約:
 あきんど塾のウェブサイトのほか、
 Facebookイベントページにて「参加する」をクリックしてください。

お願い:
 イベント中は飲食持ち寄りで、和気藹々と進めたいと考えています。
 まずはご自身用の飲食物をご持参いただき、余裕のある方は差し入れを!

主 催:とうほくあきんどでざいん塾


◎ゲスト略歴
COBRA|こぶら
1981年千葉県生まれ。現在は東京を拠点にアーティスト活動を行う。アーティストランスペース「XYZ Collective」を運営。
ごく普通の世間的主題やアートヒストリーを用い映像作品を通してコミカルに表現した作品を多く発表している。コミカルに繰り広げられる映像作品の多くは自作自演であり、映像内のみでのパフォーマンスが多い。主な展覧会に、2018年「2:00」Figギャラリー(東京・グループ展)、「LET’S SEE ACTION」ポロックギャラリー(ダラス・グループ展)2017年「Freeze NY」ブレナン&グリフィン(ニューヨーク・個展)「夏の扉」シェーン・キャンベルギャラリー(シカゴ・グループ展)「さよならジュピター」356ミッション(ロサンゼルス・グループ展)、「Domethtic Fantasy」 Art Center Ongoing(東京・個展)、2015年「Watching Things Burn」スプリングスティン(ボルチモア・グループ展)また2017年にはポーランドのラスターギャラリーにてCOBRAの作品のほとんどがスクリーニングされている。

*XYZcollectiveとは
アーティストが主体的に運営するギャラリーです。「XYZ collective」は2011年より始まり、現在は東京の巣鴨にて、ミヤギフトシ、松原壮志朗、COBRAの三人のアーティストで運営を行い、国内外問わずアーティストの発表の場としている。2013年よりマイアミのNADA Miami Beachに参加し、海外キュレーターやコレクター、ギャラリーとの交流もさかんに行っている。2018年夏にはFreedman Fitzpatrick(ロサンゼルス)にてグループ展を企画する予定。
http://xyzcollective.org/

・・・

千葉正也|ちば・まさや
1980年神奈川県生まれ。多摩美術大学油絵科卒業。画家。オブジェ、石膏、チューブ、石、布、自作のドローイング、写真、といった多様な素材を組み合わせ、仮設の風景を絵画に描き、さらに簡素な木材などとともにインスタレーションすることで、絵画と彫刻の境界を問うかのような作品を制作している。主な展覧会に、「MAM コレクション006:物質と境界」森美術館(2017)、「ふぞろいなハーモニー」広島市現代美術館(2015、韓国、台北へ巡回)、「六本木クロッシング」森美術館(2013)などがあるほか、近年国内外の様々なグループ展に参加。また、神奈川県相模原市に点在するスタジオのネットワーク「Super Open Studio」は、千葉らが中心となってスタートした。

*Super Open Studioとは?
「Super Open Studio NETWORK(S.O.S.NETWORK)」は、緩やかなアーティスト・コレクティブです。と言っても、メンバーは一定ではなく、神奈川県相模原市(及び東京都町田市・八王子市の一部)にて毎年開催している「SUPER OPEN STUDIO(S.O.S.)」に参加する20軒を超えるスタジオと、その所属アーティスト約110名によって構成されています。
S.O.S.は、2013年に相模原市が運営する「アートラボはしもと」の主催事業として活動が始まりました。もともと、このエリアには多摩美術大学・東京造形大学・女子美術大学・桜美林大学などの美術系大学が所在しており、それらを卒業・修了した多くのアーティストがこの地に留まり、スタジオを構えて作品制作を続けていましたが、このとき、そのスタジオ郡がひとつの形となって表れたのでした。
それから2年の間に参加するスタジオやアーティスト同士の関係性が少しずつ構築されて、2015年からはS.O.S.NETWORKが主体となり、現在まで活動を続けています。
そのオープンスタジオを主軸に置きながら、展覧会やトークイベントなどの様々なプログラムを、アートラボはしもとを始め、多くの方にお世話になりつつ、アーティスト・ランによって展開しています。
http://www.superopenstudio.net/



◎お問い合わせ
とうほくあきんどでざいん塾(担当:山口、深村)
 〒984-8651 仙台市若林区卸町2-15-2 卸町会館5F TRUNK内
 TEL:022-235-2161(代表) 022-237-7232(直通) FAX:022-284-0864
 Email:info@tohokuakindodesign.jp
 *「とうほくあきんどでざいん塾」は仙台市と協同組合仙台卸商センターの協働事業です。
 http://tohokuakindodesign.jp/