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櫻胃園子個展「五感部屋」(東北生活文化大学学科内コンクール TURNAROUND賞受賞企画)

2014.02.18 Tuesday | ギャラリー情報

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東北生活文化大学学科内コンクール最優秀賞・TURNAROUND賞受賞企画
櫻胃園子個展 「五感部屋」
Sonoko Sakurai Exhibition "A Room of Five Senses"

会期:2014年2月18日tue-2月23日sun
11:00-20:00 最終日18:00迄

会場:GalleryTURNAROUND
仙台市青葉区大手町6-22久光ビル1階

■レセプションパーティー+アーティストトーク
2月22日sat 18:00-21:30
アーティストトークは18:30-19:10予定
櫻胃園子/聞き手 関本欣哉

入場料500円(ドリンク・軽食付)予約不要
差し入れ大歓迎。
カフェでドリンク購入もできます。


※駐車場少数のため、お車でのご来場はなるべくご遠慮願います。
申し訳ございません。
※イベント準備のため、16時よりカフェ営業はストップします。
ギャラリーは営業。



「抵抗無く彼女を「いぶくろ」と呼べるようになるまで、半年を要した。
 学生達との距離を縮めるべく、ニックネームでの呼び方を尋ねた際、彼女の口から、人を形容するにはあまりにも奇妙な単語が飛び出した。彼女を「いぶくろ」と呼ぶ度にその由来が気になったが、あえて問う事もせず、その後さらに約1年が経過した。
 高校時代、臓器を頻繁に描く自身の姓を彼女は「櫻胃」としたそうだ。
生の実感を覚醒する装置としての五感をテーマとして描かれた彼女の近作において、胃袋そのものの存在感は薄れたかに見えるが、そこに至る過程で、生の実感を提供する物の象徴として、胃が彼女にとって特別であった時期があったようだ。
 五感を通して、生を享受する女性達が描かれる彼女の作品は「苦み」、或は「痒み」にも似た感覚を呼び醒ます。デフォルメされた一見うつろな女性達は時にユーモラスにも写り、その不可解な痛痒さが鑑賞者の五感をくすぐる。視覚的刺激を残された他の「四感」が知覚する時、我々は希有の違和感に捕われることになる。」

(東北生活文化大学生活美術学科教授 瀬戸 典彦)


■櫻胃園子
1993年 宮城県仙台市生まれ
現東北生活文化大学生活美術学科二年在学中

2013
東北生活文化大学合同ゼミナール展 絵画ゼミとして出展(せんだいメディアテーク)
東北生活文化大学学科内コンクールエノマ賞受賞
櫻胃園子&佐藤真央ふたり展「女体・肉体・生肉」(art room Enoma)
仙台アンデパンダン展(Gallery TURNAROUND)
第76回河北美術展入選
第10回東北生活文化大学×文星芸術大学交流展(中本誠司現代美術館)
グループ展「史展」(art room Enoma)
にゃんにゃんコンクール 筒井偲乃婦賞(東北生活文化大学図書館ギャラリー)
東北生活文化大学学科内コンクール 最優秀賞、turnaround賞受賞
2014
101人の自画像展(art room Enoma)
東北生活文化大学合同ゼミナール展 絵画ゼミとして出展(せんだいメディアテーク)

2013年7月から仙台にある雑貨屋coco-chi、11月から東京にあるITAZURA高円寺
にて作品を委託販売している。


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