タナランブログ

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「畳半畳」 

2013.04.23 Tuesday | ギャラリー情報

Gallery TURNAROUND企画展
「畳半畳」
中西レモン×田中英世(写真)


◆畳半畳◆
4月26日(金) 出演:浅見祐子×PANCHA、阿久津智美
4月27日(土) 出演:武藤容子、富岡千幸       
4月28日(日) 出演:中西レモン       

*開演 19:30(開場 19:00)
*1ドリンク+投げ銭制  


展覧会:2013年4月16日(火)〜29日(月・祝)
会 場:Gallery TURNAROUND
   仙台市青葉区大手町6-22久光ビル1F
時 間:11:00〜20:00、日曜〜18:00
   *最終日17:00迄 月曜休廊 


「畳半畳」 中西レモン×田中英世(写真)

 中西レモンは学生時代に絵画制作のかたわら、当然のように絵画材料へと関心を抱だくようになります。同時期、たまたま接した「舞踏」にインスパイアされ、パフォーマンスや状況といった物事へと関心を示すようになります。「ちょっとした舞・踊の祭典 畳半畳」は、中西のちょっとした思い付きから2004年3月に高円寺で始まりました。畳半畳を舞台として設定。これを出演希望者に提供し、一日に数組がそれぞれ舞台・作品の成立を画策しながらその上でダンス・パフォーマンスを繰り広げるプロジェクトとして回を重ねています。その根幹には、パフォーマンスや身体表現として近接するダンスに対して、イメージとそれを具体化する表現手段に興味を覚えた中西の、絵画材料研究にも似た構造上の関心が反映されているとも見ることができるでしょう。
 田中英世(1931年〜)は60代も後半にさしかかった1998年より独学で写真撮影をはじめ、以降、舞踏を中心に規模の大小、出演者の有名無名を問わずに舞台写真の撮影を続け、その一端は『舞踏(BUTOH)大全‐暗黒と光の王国』(原田広美著 2004)はじめ『ダンスマガジン』、『芸術新潮』や新聞各紙への写真提供の形で発表されてきました。その活動は2000年代のダンス・パフォーマンスの記録群として意義が問われ、今後の活用が期待されます。
 
 今回は中西レモン×田中英世の形で田中の記録写真により「畳半畳」というプロジェクトを概観する展示です。それは同時に、企画参加者の姿を通し、2000年代のダンス・パフォーマンスのごく一端を見る機会になるかと思います。
 なお、会場には実際の畳半畳を設置し、会期中にはイベント「畳半畳」を開催する予定です。


協力:坪田篤之、細谷修平
協賛:株式会社 アーキボックス、株式会社 ヒジリ建設
企画:ターンアラウンド

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※写真無断転載禁止。