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「2012年・ゼロ・アートプロジェクト」

2012.03.30 Friday | 美術

「2012年・ゼロ・アートプロジェクト」

複数の関連イベント、展覧会(主に「ゼロ次元展」、
「前夜祭・2012仙台アンデパンダン」、
「2012・仙台アンデパンダン展」、「石川雷太展」など)を、
地元・仙台市のいくつかのギャラリーと共同で開催する複合プロジェクト
として計画されています。

「ゼロ次元」は1960年代〜70年代はじめにかけて全国的に活躍した
前衛系「パフォーマンス」アート集団です。
その中心人物であった加藤好弘氏を仙台に招き、当時の貴重な資料、
作品の展示、新作舞踏パフォーマンスイベントなどを予定しています。
その上で、現在仙台在住の糸井貫二(ダダカン)氏なども共同出演した
映画「因幡の白ウサギ」(1970年)の上映を行なう予定です。

「ゼロ次元」展にあわせまして、60年代の地元・仙台での前衛美術の
ひとつの集約でもあった「仙台アンデパンダン展(仙台三越1964年)」を紹介、
関連させた「前夜祭・2012仙台アンデパンダン」展を開催いたします。

さらにその翌週からは、新たな現在のアンデパンダン展を公募形式にて、
仙台の複数のギャラリーと共同で開催いたします。

「2012・仙台アンデパンダン展」
応募要項はコチラから

その他現在「ゼロ次元」と共同イベントなどしてきいる若手作家、
「石川雷太」展へと続いていきます。

以上の様に、過去/現在/中央/仙台と複合的に関連しながら
連続していく一連の催しは、現代美術の起点ともなってきた60年代の
ラジカルな在り様を、50年後の21世紀において、新たなかたちで、
自らの内に取り結んでいこうとする試みとしてあります。

●会期:
 2012年5月15〜7月末日(展示作品移動、入れ替えあり)

●場所:
 ギャラリーターンアラウンド、
 SARP仙台アーティストランプレイス・スペースA、
 アートルームエノマ、
 GALLERY ECHIGO、
 ギャラリーチフリグリ、
 中本誠司現代美術館(会期順)

●協力:
 石川舜、糸井貫二、石川雷太、加藤好弘(ゼロ次元)、
 高熊洋平(マゼラン)、鈴木直樹、小池浩一、
 ギャラリ―ターンアラウンド、仙台アーティストラン
 プレイス事務局企画担当部、アートルームエノマ、
 GALLERY ECHIGO、ギャラリーチフリグリ、
 中本誠司現代美術館ほか(順不同)

●助成:
 公益財団法人宮城県文化振興財団
 財団法人仙台市市民文化事業団
 公益財団法人朝日新聞文化財団

●主催:
 2012年・ゼロ・アートプロジェクト実行委員会


[催し]

◇「ゼロ次元展」
  2012.5.4〜5.20(予定)
  会場:ギャラリーターンアラウンド)

◇トークショー+αライブ
 「加藤好弘(ゼロ次元)×舞踏集団×石川雷太」
  2012.5.19(土)
  会場:せんだい演劇工房10−BOX

◇「前夜祭・2012仙台アンデパンダン」
  2012.5.15〜5.20
  会場:SARP・スペースA

◇「2012・仙台アンデパンダン展」
  2012.5.22〜6.3(月曜休)
  ギャラリ―ターンアラウンド、
  SARP・スペースB、
  アートルームエノマ、
  GALLERY ECHIGO、
  ギャラリーチフリグリ、
  中本誠司現代美術館

◇「画家・石川舜トークイベント」(聞き手・鈴木直樹)
  2012.6.2(土) 18時〜
  会場:SARP・スペースB

◇「石川雷太展」
  2012.6.9〜7.1(月曜休み)
  会場:ギャラリ―ターンアラウンド

 
 以上(2012年3月時点での予定です)